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ようこそ! 倶生山(ぐしょうさん)なごみ庵HPへ!

なごみ庵は2006年に開所した、ちいさな新しいお寺です

〜定例行事予定〜
・9月 4日(第1金):長いきの会 14時
・9月11日(第2金):法話会 昼の部13時/夜の部19時
・9月18日(第3金):写経会   10時半
・9月25日(第4金):笑いヨガ  10時半
※いずれの会も1時間ほど、その後茶話会(参加自由)があります
※いずれの会も参加費500円ほどお願いしています
(写経初回と夜法話会のみ1000円ほどお願いします)
※宗教・宗派を気にせずおいで下さい
※初回来場者には腕輪念珠プレゼント

〜課外活動予定〜
盆おどり部 9月18日(金)17時 平川町内会館にて 参加費無料
・写経会in神之木地区センター(横浜線大口駅 東口より徒歩4分)
 毎月第1・3(火)18時半〜(変更の場合あり)
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僧侶のためのグリーフケア連続講座in東京 第2回目 [カウンセリング]

グリーフケア講座の第2回目、会場は増上寺さんです。

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今回は写真を撮り忘れたので、スタッフのMさんから写真をお借りしました (^_^;) 

この講座、全部で5回あるのですが、驚くことに今回は「セルフケア」が中心です。
グリーフケア、つまり喪失悲嘆を抱えて悲しみ苦しんでいる人になんとか寄り添えないだろうか。そう思って受講しにきたと思ったら、まず自分のケアをしましょうね、という話になったので、思わず「え? (・・;) 」となってしまったんです。

でも「スキューバダイビングをしたことが無い人に、スキューバダイビングを習いたいですか?」という言葉に納得。良いカウンセラーは、自分のカウンセラーを持っているとも言いますし、人のケアをするためには、自分のケアも大切だということなのでしょう。また、人のケアをする前に、まず自分を知ることが大事だということも学びました。

班のメンバーで、各自が行っている「セルフケア」を書きだしてみたのですが…面白いですね。自分と同じものを書く人、同じものだけど捉え方が違う人、自分には思いつかないようなことを書く人もいました。
けっこう多かったのが「マッサージ」系を書く人。体の調子と心の調子は連動しているということでしょうか。

あと多かったのが、読経や念仏などを書く人(さすがお坊さん!)。
説明しにくいんですが、心をカラにして声を出すのって、とても気持ち良いというか、集中するというか…写経や坐禅とも通ずるところがある気がします。

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2015年8月号 [和庵だより]

◇ これからの水子供養 ◇

 都内の護国寺さまで行われた「これからの水子供養」という研修に参加をさせて頂きました。宗派は違いますが仲間の僧侶が主催をしており、会場にはやはり宗派を越えた多くの僧侶が集っていました。
 最初に書いておきますと、浄土真宗では「水子供養」という考え方をいたしません。なぜなら、亡くなった方は年齢を問わず仏さまになっていらっしゃるので「水子」ではないこと。
 また、仏さまに対し「供養=お供えをして養う」のではなく、「恭敬=つつしみ、うやまう」気持ちで手を合わせるからです。

 教義は教義として、実際には流産・死産を経験して苦しんでいる方はいらっしゃるわけです。なにかその方々のお力になれないか…そんな思いで参加をいたしました。
 会場には、流産・死産を経験した方々のグループ「ポコズママ」のメンバーがいらして、実際の経験談やつらいお気持ち、どのように亡き子を偲んでいるかなど、お聴かせ頂きました。

 また、ポコズママさんで発行している小冊子『大切なお子様を亡くされたご家族へ』を入手いたしましたので、同様の問題で悩んでいらっしゃる方にお分けいたします。ご希望の方は、どうぞ遠慮無く なごみ庵までご連絡ください。お送りをさせて頂きます。


【なごみ庵合同墓 倶生の碑】
七月上旬、早めのお盆参りをいたしました。
また、溜まった雨水が汚れないよう、花立てを写真のフタ付きタイプに交換の予定です。
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△ お 知 ら せ △

@お盆のご案内
お盆は7月に行う地域と、8月に行う地域がありますが、いずれも13日〜16日がお盆の期間になります。なごみ庵では両月とも合同法要をお勤めいたします、どうぞお参りください。
・8月14日(金)14時より なごみ庵 お盆・初盆 合同法要(約40分 茶話会あり)

@個別のお盆・初盆をご希望の方は、お早めにご連絡をお願いします。
なごみ庵で、ご自宅で、また霊園などでお勤めいたします。申し込みが多くなると思われますので、お盆期間(7月・8月 13〜16日)よりも前後にゆとりを持ってお考えください。

@7・8月の行事
お盆の都合上、行事の変更があります。7・8月の法話会はお休みです。
また、8月7日(金)の「長いきの会」は、普段は午後2時からですが、8月は午後3時よりとなります。くれぐれもご注意ください。

◎9月20日(日)10時30分より 秋のお彼岸法要 なごみ庵にて 締切:特になし
「暑さ寒さも彼岸まで」と申します。9月20日はまだ暑さの残る頃かもしれませんので、今回は午前10時半からの法要といたします。
最初に法要をお勤めし、続く絵本の朗読は、マーカス・フィスター作、谷川俊太郎訳の『にじいろのさかな』です。
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朗読のあと、住職が絵本にちなんだ法話をいたします。
そのあとは、いつものように茶話会です。
ぜひ、ご家族・お子さん・お孫さんもお誘いください。
ご参加の方は準備の都合上、下記申し込み用紙をファックスいただくか、またはお電話、メールなどでお申し込みください。

◎課外活動 盆おどり部…毎月1回 平日夕方 平川町内会館にて。8月はお休み
      笑いヨガ……大口駅 神之木地区センターにて 8月10日(月)10時半〜

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2015年8月のお盆 [布教所日記]

なごみ庵では7月、8月、ともにお盆の法要をいたしますが、やはり8月の方が多くなります。
地域的には街中なので7月盆のエリアだと思うのですが、そもそも なごみ庵に集う方々は近隣の方ばかりではありません。

ということで…
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本堂は満席に。
暑い…エアコン頑張れ!

法要もお盆の法話も済み、茶話会へ。
いろんな方とお話させていただき、楽しい時間を過ごせました (^_^)

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僧侶のためのグリーフケア連続講座in東京 第1回目 [カウンセリング]

縁あって世話人を務めることになった「僧侶のためのグリーフケア連続講座in東京」第1回が無事に開催されました。

様々な宗派、様々な地域から集った16名の僧侶が、朝から熱心に講師 尾角光美さんのお話をお聴かせ頂きました。
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疲れもありますが、充実感に満ちた一日でした。
終了後の懇親会を終え外に出ると、築地本願寺では盆おどり大会が!
境内は踊れないぐらいの人口密度でした Σ(゚д゚|||)
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2015年7月号 [和庵だより]

◇ 初詣、夏詣 ◇
 半年も前の話で恐縮ですが、皆さんお正月は神社仏閣への初詣はされましたか? 有名な寺社へ行った方、地元でお参りされた方、中には なごみ庵へご来庵いただいたのが初詣だったという方もいらっしゃるかもしれません。

 神道では、大晦日に「年越しの大祓」を行い一年の罪穢れを祓い清め、元日に新年の平穏を願って神社に初詣をします(ちなみに仏教、特に浄土真宗では「罪穢れを祓い清める」という考え方はしません)。
 そして半年後、やはり神社では同じく罪穢れを祓い清める「夏越しの大祓」が行われているそうですが、このタイミングで神社をお参りする習慣はあまり盛んではありません。それを推し進めていこう、というものが「夏詣」でいくつかの神社でおこなわれ始めています。

 今回ご縁があり、浅草神社さんの「夏詣」期間中に体験学習「死の体験旅行」の講師を勤めさせていただくことになりました。
 急遽調べると、雷門で有名な浅草寺と、こちらの浅草神社はもともとは ひとつだったのだそうです。由来によると推古天皇の時代、隅田川で漁をしていた三兄弟の網に観音菩薩の像がかかり、これが祀られたのが浅草寺の起源、そして前述の三兄弟を「三社権現」として敬い祀ったのが浅草神社の起源だそうです。有名な三社祭は、ここからきているそうです。
 浅草神社の「夏詣」は七月一日から七日まで行われ、期間中は「芽の輪くぐり」や流しそうめん、各種体験講座など行われるようです。浅草見物のおりには、「夏詣」もご一緒にいかがでしょうか?


△ お 知 ら せ △

@お盆のご案内
お盆は7月に行う地域と、8月に行う地域がありますが、いずれも13日〜16日がお盆の期間になります。なごみ庵では両月とも合同法要をお勤めいたします、どうぞお参り下さい。
 ・7月12日(日)14時より なごみ庵 お盆・初盆 合同法要(約40分 茶話会あり)
 ・8月14日(金)14時より なごみ庵 お盆・初盆 合同法要(約40分 茶話会あり)

@個別のお盆・初盆をご希望の方は、お早めにご連絡をお願いします。
なごみ庵で、ご自宅で、また霊園などでお勤めいたします。申し込みが多くなると思われますので、お盆期間(7月・8月 13〜16日)よりも前後にゆとりを持ってお考え下さい。

@お盆に特別な飾りは不要です
提灯に野菜の牛馬…浄土真宗ではこれらの飾りは不要です。お仏壇を掃除し、新しいお花を供え、手を合わせてお念仏いたしましょう。
ただし、もともとお持ちだったり、親戚などから頂いた場合は、お飾り頂いても結構です。

@7・8月の予定
お盆の都合上、行事の変更があります。7・8月の法話会はお休みです。

◎課外活動 盆おどり部…毎月1回 平日夕方 平川町内会館にて。7月17日 17時〜
      笑いヨガ……大口駅 神之木地区センターにて 7月13日(月)10時半〜


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死の体験旅行in浅草神社 [死の体験旅行]

浅草神社さまで「死の体験旅行」を開催させていただきました!

今まで各地のお寺などで開催してきましたが、神社は初めてです。
神道では「死を忌み嫌う」というイメージが強かったので、このご縁は意外でした。

浅草神社さんは、雷門で有名な浅草寺と隣接した神社です。明治の神仏分離令までは一体で、縁起を見ても非常に関係性が深いようです。
また浅草神社は3人の神さま、三社さまをお祀りしていて、有名な「三社祭」の舞台となる神社でもあります。


今回は初詣ならぬ「夏詣」という行事の一環としてお招き頂きました。
皆さん、初詣に行かれる方は多いですよね。年末に「年越しの大祓」で1年の罪・穢れを祓って、新しい年を迎えて神社仏閣にお参りをするものです。

そして半年の節目になる6月末には「夏越の大祓」が行われます。そこで考えられたのが「夏詣」という新しい習慣なのだそうです。


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説明はそれぐらいにして、いざ浅草神社さんへ。
鳥居の前には「夏詣」の提灯がかかっています。

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夏越の大祓の際、各地の神社に設置される「茅の輪くぐり」。
雨に濡れてずっしり重そうでした (^_^;) 

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会場となったのは会館の2階、洋間の会議室という感じのお部屋。
印象的なのは奥の壁に掲げられた日の丸。
今までご本尊を背に話した経験は数知れずですが、日の丸を背にした経験はなっかったので、妙に緊張してしまいました。

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佐々井秀嶺師、再び [その他色々]

2015年7月2日。回答員として名を連ねる「お坊さんQ&A ハスノハ」主催で、インド仏教最高指導者 佐々井秀嶺師をお招きし、目黒の五百羅漢寺さんを会場として、少人数制・僧侶のみ参加の法話会が開かれました。

実は私は、2009年6月4日に鶴見の総持寺さんで佐々井師のお話を聴かせて頂いておりました。それから6年…またお話を伺う機会に恵まれるとは、望外の喜びでした。

前回は74歳、今回は80歳。さすがに加齢は感じさせるものの、相変わらずエネルギッシュな佐々井師の姿に、改めて感銘を受けました。ご法話の内容はハスノハ回答員にして法友の川口英俊師のHPに譲ります(手抜き!?)。
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赤い法衣の佐々井師、手前は質問をする川口師

2時間の講演時間でしたが、質疑応答の時間をかなり長く取れたのも、少人数制ならではのことだったと思います。五百羅漢寺さんの非常に特徴的な本堂も、佐々井師の法話に負けず劣らず素晴らしいものでした。

都内にこんなお寺があるとは知りませんでした。
詳しくは言わないでおきますので、ぜひ参拝してみてください。
きっと驚きますよ!!

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研修「これからの水子供養」 [その他色々]

真言宗 豊山派僧侶が中心となる法話研鑽会さん主催で、「これからの水子供養」という研修があり、参加をさせて頂きました。

最初にお伝えしておきたいのは、浄土真宗では「水子供養」という概念がほとんど無い、ということです。
ひとつは、生まれる前に亡くなっても、幼くして亡くなっても、長生きをして亡くなっても、水子や霊ではなく「仏さまになっている」と捉えることが理由です。
もうひとつは、凡夫である人間が、迷い苦しみの無い世界にいらっしゃる仏さまを供養するのではない。仏さまから私たちは見守られ、何かを教えられているのだ、と考えることが理由です。


それはともかくとして、浄土真宗のお寺にも当然、流産や死産、幼い子を亡くした悲しみを抱いた方はやって来るわけです。その方たちに「ウチのお寺では水子供養はしません」と門を閉ざすのは言語道断のことで、私は今までじっくりとお話しをお聴きし、一緒にお経をお勤めするなど法要をしてきました。

その上で、水子供養と呼ばれるものの背景で何が行われているのか。そしてそこに、どういった悲しみや思いが存在するのか、知っておきたいと思い、参加しました。


会場には真言宗を中心としながらも宗派を超えた僧侶たちが40名ほどいたでしょうか。そして前方には司会の僧侶と、3名の女性。流産・死産経験者でつくる「ポコズママの会」の方たちです。
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会のキャラクター ポコちゃん

代表の方から、まずは流産・死産についての知識的な部分を学びます。そしてそれを経験した方が、どういった気持ちの変化を辿るのか、心理的な部分もお聞かせ頂きました。

そしてその後、各メンバーからご自身の体験が語られます。中にはまだ、あまり時間が経っておらず、涙を流しながら語る方もいらして、私も思わず目頭を熱くしつつ、耳を傾けていました。

休憩を挟んだのち、流産・死産を経験した方が、お寺に供養を依頼したか否か。僧侶のどういった言葉に安心し、また傷つけられたのか。そういったアンケート結果なども示され、依頼を受ける可能性がある立場として、どういうふうに気をつけなければならないか、深く考えさせられました。

私は「自死・自殺に向き合う僧侶の会」の会員として学んできたつもりでしたが、流産・死産の悲しみも抱えた方も多くいらっしゃり、その方たちに向けた専門的な法要なども必要ではないか、と思いました。
しかし非常にデリケートな問題でもあり、男性である私がそこに携われるのか、携わっていいのか、そこも考えさせられました。

いずれにしても、今後そういった機会があれば、精一杯こころを込めてお勤めをさせて頂こうと思い、会場を後にしました。

ポコズママの会 HP

法話研鑽会 HP

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山梨日日新聞 [死の体験旅行]

先日、山梨県韮崎市の大公寺さまで、「死の体験旅行」を開催させて頂きました。
これは「フォトロゲ南アルプス」という行事の、前日イベントのひとつとして行われたものです。

街中の喧騒を離れ、静かで自然豊かな境内、そこにたたずむ大きな歴史ある本堂。
いつもとだいぶ違った環境でしたので、非常に落ち着いた雰囲気の中、WSを進めることができました。

参加者の中に、地元紙である山梨日日新聞の記者さんもいらして、後日掲載紙をお送り頂いたのですが…
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紙面の写真を一部拡大してますが、なんというか……みのもんたの「ファイナルアンサー?」をマネしているヒョットコみたいです(笑)。

あまりの変顔っぷりに、我ながら驚いてしまいました Σ(゚д゚|||)

山梨日日新聞

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2015年6月の法語 [月々の法語]

ものが縛るのではありません ものをとらえる心に縛られるのです
Material wealth dose not tie us down. Rather, it is the intention to seize material wealth that does.
仲野 良俊

 今年のカレンダーの法語は、様々な念仏者や僧侶の言葉から選ばれています。6月は、真宗大谷派の僧侶で、北海道教学研究所所長、京都の教学研究所所長を歴任された、仲野良俊師の言葉です。

 今月の言葉を見てふと頭をよぎったのは「二の矢を受けない」というお釈迦さまの教えです。私たちは目に留まったものや耳に聞こえたものに反応してしまいます。「綺麗な花だな」「美しい音楽だな」と感じるのは止めようがないのは、お釈迦さまでも同じことでしょう。その最初の反応が「第1の矢」です。
 しかし、それによって引き起こされる二次的な反応を起こさないようにすることが「二の矢を受けない」という教えです。先ほどの喩えでいうと「綺麗な花だな。これは何という花だろう。誰が育てた花だろう。引き抜いて持ち帰って家に飾ろうか…」と次から次へと湧き上がってくる思い。
また「美しい音楽だな。誰が演奏しているのだろう。その人はどんな人だろうか。自分のために曲を奏でてくれるだろうか…」と、やはり次から次へ湧き上がる思い。

 そういった思いが、欲望や執着となって、私たちを苦しめるのです。今月の言葉で考えると、自分の持ち物や、自分の家族や友人。そういった人やモノが自分を縛ろうとしているのではなく、そういった人やモノを自分の手元に置いておきたいと欲する心に、私たちは振り回され縛られてしまうのではないでしょうか。

 先日、和ろうそくを作るワークショップに参加してきました。お寺でも普段は洋ろうそくを使う場合が多く、和ろうそくについて、あまり詳しくは知りませんでした。
材料のロウは、小さなハゼの木の実から採るそおうです。そして和紙・イグサ・真綿から作られた芯に、溶かしたロウを手で塗り付けてろうそくを作っていきます。
 ほんの1本のろうそくを作るのに、どれだけの手間がかかるのだろうと気が遠くなる思いでした。そして頭に浮かんだのは「蛍雪の功」という言葉です。昔は、蛍を集めたり月明かりを雪に映して勉学に励んでいたのです。 現代ではスイッチひとつで真夜中でも煌々と明かりをつけることができ、その有り難さに改めて気づかされましたが、しかし私はきっと、その有り難みをすぐに忘れてしまうと思います。

 現代の私たちは、昔の王侯貴族よりも豊かな生活を送っています。夜に灯をともし、夏に部屋を涼しくし、冬には暖かくし、季節を問わず世界中の食べ物を食べることが出来ます。タイムマシンで大昔の人を現代に連れてきたら、どれだけ驚き感激するでしょうか。
 しかし人間はすぐに慣れてしまう動物ですので、大昔の人も半年もすれば現代の生活に慣れてしまうかもしれません。
つまり私たち人間は、今後どれだけ科学技術が発展して便利な世の中になっても、すぐにその有り難みを忘れ、それが当たり前だと思ってしまうのです。そうすると、「もっと、もっと」という気持ちが湧き上がってきます。

 仏教には「小欲知足(欲を少なくして、足りていることを知る)」や「唯吾知足(ただ吾、足るを知る)」という言葉がありますが、豊かさや便利さを追い求めないのは難しいことです。せめて、自分はモノや欲求に縛られているんだな、と自覚すれば、縛られすぎない生き方に一歩近づけるのではないでしょうか。

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