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死の体験旅行 [死の体験旅行]

死の体験旅行
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(銀座beezにて)

【 近日開催情報 まちのお寺の学校?】

この言葉を聞いて、皆さんはどのように感じましたでしょうか?
なにそれ? 怖いの? 刺激的?


実はこれ、もともとは海外のホスピスで始まったと言われているワークショップ(体験学習)です。

ホスピスは特殊な病院施設です。
通常の病院は、怪我や病気を回復し、健康体になって退院することを目的としています。しかしホスピスは、安らかに亡くなっていくことを主たる目的としています。

そこで働く医師、看護師、またボランティアスタッフのために開発されたのが、このワークショップです。ホスピスに入院している患者は、回復の見込みが少なく、死を間近にした人々です。
その方たちの気持ちに少しでも寄り添い、最期の時を高いQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生命の質)を保ち過ごして頂くため、接するスタッフにも特殊な教育が必要とされています。
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「死の体験旅行」は、自らが命を終えていく過程を擬似体験し、患者や家族がどのような喪失感を味わっているのか、悲しみ苦しみを感じているのかを仮想的に感じるワークショップです。


私は僧侶です。人の生き死にに関わる立場です。
このワークショップの存在を知った時、「自分が僧侶として勤める葬儀で、亡くなった方やご遺族の気持ちに少しでも近づき、寄り添い、その上でお勤めさせて頂きたい。」と思いました。

医療者向けのワークショップですから、なかなか受講の機会は訪れませんでした。数年後やっと気付き、開催出来る方を なごみ庵に招き、仲間の僧侶に声をかけ、共に体験しました。それは鮮烈な体験で、途中からあふれ出る涙を止めることが出来ませんでした。
死の体験旅行.cng.jpg

後日、仲間が体験記を書いてくれました。
それを読んだ方々から、「私も体験したい!」「次はいつやるんですか?」という問い合わせが頻繁に届きました。「死」なんてものは、一般の方々は考えたくもないのだろう、と思っていましたが、それは違いました。

「死を考えるこのワークショップを体験し、自分にとって何が本当に大切なのかを見つけたい」という意見が集まり、私はファシリテーター(進行役)としての準備を進め、平成25年1月より開催するようになりました。


「生のみが我らにあらず、死もまた我らなり」
明治時代の僧侶、清沢満之の言葉です。私たちは死を恐れ、死を遠ざけて生きています。
けれど、どれほど目を背けても、死は否応なく訪れます。そこから視線をそらして生きるのか、真正面から見つめるのか。どちらも間違いではありませんが、必ずやってくるものを見つめることが、より良い生を送ることに繋がるのではないかと思います。
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(平成25年「向源」 品川 正徳寺にて)

ワークショップに必要な時間は2時間となっております。
開催に適した人数は8〜24名ほどですが、会場や環境によって上下します。
ご興味のある方は、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
bouzu@sd5.so-net.ne.jp

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(平成26年「向源」 増上寺にて)

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