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オテラとオカネ [その他色々]

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ネットニュースで「公務員年収ランキング ワースト500」というものを見て驚きました。
東洋経済オンラインに掲載されているもので、文字通り全国1786自治体の公務員年収が、低い方から500件ランキングされています。
http://toyokeizai.net/articles/-/169489?page=2

ワースト1は、大分県の姫島村。平均年収415万円。
ワースト500は15自治体が並び、平均年収557万円です。
逆にトップランキングも出ていて、1位は東京都武蔵野市の737万円でした。
http://toyokeizai.net/articles/-/169297?page=2


で、何に驚いたかというと、このデータに比した僧侶の薄給さです。
お寺の収入のデータは少ないのですが、単一宗派としては日本最大の曹洞宗が、全国13645の寺院を対象に2014年度に行った調査結果がありました。

それによると、年間収入がゼロの寺院は658件
0〜10万円が506件
〜50万円が同じく978件
〜100万円がで1127件
〜300万円が最多で2444件
〜500万円が1796件
〜800万円が1630件

ここに上げた数字は「僧侶」ではなく「寺院」の収入ですので、ここから本堂の維持修繕費や境内の整備費、法要の行事経費などを差し引き、ようやく僧侶の給料が出ます。お寺の規模や住職の家族構成にもよりますが、「寺院」収入が800万円までだと専業で生活は厳しく、兼業して寺院を維持することになります。しかも僧侶には、定休日もお盆休みも正月休みも有給休暇もありません。

ここまでで曹洞宗寺院の67%ほどですので、「専業で運営できるお寺は全体の約3割」と言われる数字とほぼ合致します。


ちなみにアンケート結果は以下のように続きます。
〜1000万円が1005件
〜2000万円が1427件
〜3000万円が530件
〜5000万円が268件
5000万円以上が173件
また、無回答が1103件となっています。

ここで上げたように年間収入が多額の寺院もありますが、こうなると僧侶1人では手が足らず、他にお坊さんを雇うことになります。そうなれば僧侶や従業員の人数に応じて配分されますので、やはり極端に高額な給料を手にすることは難しくなります。

ここまでのデータを見て、俗に言う「坊主丸儲け」というのが先入観に左右された見方であることはご理解頂けたと思います。

ごく一部の裕福なお寺の行動に尾ひれ背びれ胸びれがついて、話が膨らんでいっている感があります。

また、自分より良い思いをしてそうな人を指弾してストレスを解消するような、人間の性があるのではないでしょうか。

経済的に恵まれていて、敬意を持てない僧侶もおります。
恵まれた環境にあって、人のために尽くす僧侶もいらっしゃいます。
生活が厳しいにもかかわらず、利他の精神で動く僧侶もおられます。

低きを非難して悦に入るより、高きを仰ぎ見て精進する方が、人を成長させてくれるのではないかと思いますが、いかがお感じになるでしょうか。

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