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2017年07月| 2017年08月 |- ブログトップ

毎日新聞(ほぼ)全国版掲載 [死の体験旅行]

ワークショップ「死の体験旅行」、今回は毎日新聞さんに掲載して頂きました。

はじめは「全国版掲載の予定です」とのことでしたが、日が近づいてくると「すみません、関西と四国を除く全国掲載になりました」と連絡が。
なんだか不思議なエリア設定です。

small毎日新聞 2017.8.22.jpg
それはともかく8月22日朝、近くのコンビニに行って新聞をゲット。
事前に記事の確認はさせて頂いていましたが、やはり現物を見ると嬉しいです。

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メールやFacebookで「見たよ」と連絡がありましたが、面白かったのは大分県のご住職がアップした写真で記事が白黒ページだったこと(さすが真言宗のご住職、さり気なく他ページの「こども高野山夏季大学」も写しこんでいます (^_^;)  )。

私が買ったものはカラーでしたので、同じ記事でも地域によって色の扱いが違うんですね〜 (。・・。) 

記事詳細は以下リンクをご覧ください。
https://mainichi.jp/articles/20170822/ddm/013/100/013000c

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東工大で宗教のおはなし [その他色々]

東京工業大学で理系の話ではなく宗教の話が聴ける、しかもこのメンバー!
ということで、お盆最終日にもかかわらず都合をつけて行って参りました。

スクリーンショット 2017-08-17 08-17 10.52.51.png
主催の「リベラルアーツ研究教育院」というのは「教養教育」を指すそうで、専門分野だけを磨くのではなく、社会に出た時に様々な知識や教養を得た人物になってほしい、という思いから始まったのだそうです。

さて当日は、真夏とは言え涼しいほどの気温、そして雨。
たまたま開場時間より早めに到着すると、すでに来場者を会場に入れており、しかも8割ほどの席が埋まっています!

その後も定員を遥かに超える人が押し寄せ、同じ棟の別の部屋を次々に解放していきます。最終的には当初250名の会場に800名の人がいらっしゃり、結局第4会場まで作ったようでした。
smallIMG_2084.jpg

さて、肝心の中身ですが、各先生それぞれ深く広い知識がありますので、とてもここには書き切れません。それでも印象に残り、シンポに通底するテーマとなったのは『20世紀末から日本は「生きづらさ」を強く感じる国になった』という話でした。

戦時中や貧しい時代では、人は必死に生きようとする。必死に生きようとすれば、生きていることに生き甲斐や喜びも感じるし、理想を持つことも出来る。しかし平和になった今の日本で、人々は空しさを感じながら生き、人生に意味を感じず、死や破壊に近づくことでなんとか生きているのではないか。


4カ国の高校生に行った自己肯定感のアンケート結果には、非常に驚かされました。様々な項目があるのですが、日本は軒並み低いのです。
日本<<<韓国<中国<アメリカ
というイメージです。
これでは「生きづらさ」を感じるのも当たり前だと思いますが、自殺大国の日本よりも自殺率が高い韓国が、意外にも自己肯定感が低くないのは不思議でした。


また、IS(イスラミック・ステート)の話も頻出しました。
日本でも数年前、北海道大学の学生がISに参加しようとしましたが、欧米の国でも同様のことが起きているそうです。彼らは別に熱心なムスリムというわけでもなく、アッラーの教えを広めたいと思っている訳でもなく、求めているのは死や破壊です。死や破壊を感じることで、生きる実感を持ちたいのではないか、ということでした。

生きづらさを感じる若者は、以前は学生運動や過激派に身を投じました。
その後は新宗教ブームに乗って、オウムを代表とするカルトに走る若者が多くいました。
今はボランティア活動に取り組む方も多いようです。ボランティア活動ならば一見良いことをしているようですが、入れ込み過ぎ、打ち込み過ぎになっている状態は、まるでカルト教団のようだという意見もありました。


パネリスト4人中、2人(池上彰さん・上田紀行さん)がダライ・ラマ法王との対談集を出版していることもあってか、法王の話題もよく出ました。

私が僧侶なので余計に強く感じたのかもしれませんが、「生きづらさ」というキーワードに対するには、ダライ・ラマ法王が実践する慈悲の教えや輪廻の信仰が鍵となるのではないか、ということでした。

つまり、現実の社会に生き甲斐や希望を見出せなくても、宗教的な世界にそれを持つことは心の平安に繋がるのではないか。
また「自分・今」という狭く短いスパンだけで物事を見るのではなく、縁起の教えによって広く、輪廻の教えによって自分の人生を超えた視点で観られるのではないか、という意見でした。


なにしろ3時間もあったので、他にも色々な話がありましたが、私が印象深く覚えているのは上記の通りです。今後このメンバーで非公開形式の対談を2回重ね、来年には出版される予定だそうですので、詳しい内容を知りたい方はそちらをお待ちください。

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グリーフケア(喪失悲歎) [HPメニュー]

「グリーフ(grief)」とは「深い悲しみ」と訳される言葉です。

「喪失悲歎」とも呼ばれ、主に死別の悲しみを指す言葉になっていますが、必ずしも死別だけとは限らず、生別も含まれますし、大切な物品を失った悲しみも含まれます。
人気ドラマが最終回を迎えた際、「(ドラマ名や登場人物名)ロス」という言葉も耳にするようになりましたが、これも広義のグリーフといえます。

グリーフは様々な表れ方をします。
悲しくて涙を流すという表れ方は分かりやすいですが、怒りや不安や罪悪感、無感情になるという表れ方もあります。また、身体や行動に変化が表れる場合もあります。

どれもその人にとって、自然で必要なことです。でも周囲の理解が充分でないため、本人や周囲が傷つく場合もあります。
例えば家族を失い嘆き悲しんでいる人に「あまり悲しんでいると、亡くなった〜〜さんも成仏できないよ」などという言葉によって、悲しいのに悲しめなくなります。
例えば子を失った夫婦で、夫は仕事に打ち込んで考えない時間を持とうとし、妻は涙を流し続けていると、ふたりとも同じ悲しみを共有しているのに理解しあえなくなります。

そして「グリーフ・ケア」は、そのグリーフをケアすることです。
ケア(care)は外来語ですが、ずいぶんと日本になじんでいる言葉です。あえて日本語で表現すると「気づかう」「世話をする」「介護をする」「手当て」など多くの意味を含んでいます。
葬儀や法事などの仏事も「故人のための儀式を行う」ことを通じて、グリーフケアの役割を担っていると言われています。
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以下に「一般社団法人リブオン」が提唱する「大切な人をなくした人のための権利条約」を書き記します。
ご自身や周囲の方に悲しい出来事があった時、思い出して頂いたり、そっとお伝え頂ければ幸いです。

大切な人をなくした人のための権利条約

第1条 悲しんでもいい 落ち込んでもいい
「がんばらないと」「心配かけてはいけない」と気丈にふるまっているかもしれません。
でも時に自分の心の奥にある声に耳を傾けてみてください。悲しい時は悲しみ、落ちこむことがあるのも自然なことです。

第2条 自分を許してもいい
「わたしが悪かったんだ」と自分を責めてどうしようもない時。「どうにもできないことがあったんだ」ということを認めてもよいのです。
自分を責めるのは、あなたにとって、その人の存在がそれほどまでに大事だった証です。

第3条 考えない、思い出さないときもいい
死を直視しないのもまた自由です。辛いから考えたくない、思い出したくない。そんな時は、今、自分が打ち込めることに力をそそげばよいのです。考えられる時、思い出したい時に、そうすればよいのです。なくなった人はそんなあなたを責めないでしょうから。

第4条 自分を大切に
「みんな大変だから」と思い、我慢することも尊いことです。でも自分がつぶれてしまうほどの我慢はどうでしょうか。大切なのはあなたが、あなたらしく生きてゆけること。自分自身を大切にすることに許しを与えてもよいのです。

第5条 助けてもらうこと
「お互いさま」誰もがいつかは大切な人をなくし、苦しい時があります。
だから今、あなたが辛いのなら、支えてもらってよいのです。いつか、誰かにその恩を返したり、送っていけばよいのです。「助けて」は悪いことではありません。

第6条 みんなちがって、それぞれにいい
同じことを前にしても、感じ方はちがいます。人それぞれであるということ。
どちらが重たくて、どちらが軽いということは本当はありません。
ただ「そう感じている」ということが真実なのです。感じるままに、ちがいをちがいのままに。

第7条 自分の人生を歩んでいく
自分の人生を生きること。たのしい時間をもつこと。
時に、なくした人を忘れていること。それはなくした人を置いていくことではありません。
喪失した相手の存在と共に、あなたの人生を歩んでいくことはきっとできます。


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2017年8月号 [和庵だより]

◇ 不思議な花たば ◇

 夏の初めのころ、年配の女性のご葬儀がありました。式場に着くと、ご本尊・遺影・棺…そしてそれらを花の祭壇が取り巻いていました。

 ご葬儀のお花ですからあまり派手な色ではなく、落ち着いた色彩で飾られています。しかし祭壇の手前にポツンと、ヒマワリなどが入った賑やかな花束がおいてあり、明らかに浮いた雰囲気になっています。
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 「なんだろう?」そう思いつつ近づくと、その花たばにはメッセージカードが添えられていて、幼い子の文字で
「おばあちゃん おたんじょうび おめでとう」
そして男の子の名前が書いてありました。

 葬儀社の方に聞くと、その女性は誕生日の前日に亡くなったそうです。
 親族控え室に行くと、五〜六歳の男の子が走り回っていました。私はしゃがんで男の子を手招きし、「おばあちゃんにお花をプレゼントしたの?」と聞くと、少し照れながら「そう!」と答えてくれました。ひいおばあちゃんの誕生日に、花をプレゼントするのを楽しみにしていたそうです。

 やがて葬儀が始まると、男の子は最前列に座っていました。
「○○さんは命を終え、お浄土へと旅立って行ってしまいました。けれどこの世で亡くなった日、おばあちゃんは仏さまの世界で、仏さまとして生まれました。だから今日は悲しくて寂しいけれど、おばあちゃんが皆さんを見守ってくれる仏さまになった誕生日でもあります」

 どこまで理解してくれたか分かりませんが、彼はじっと話を聞いていてくれました。おばあちゃんは仏さまとなって、さっそく家族を、とりわけひ孫である彼のこころを育ててくださっているようでした。


△ お 知 ら せ △

◎「イキイキ長いきの会」「笑いヨガ」復活!
坊守のお芝居の地方公演が続き、お休みが多かった「イキイキ長いきの会」と「笑いヨガ」ですが、8月から復活いたします! 楽しみにお待ち頂いていた皆さま、どうぞ一緒に声を出し、笑い、身体を動かしましょう。

◎お盆の法要について
なごみ庵で8月のお盆法要をお勤めいたします。法名読み上げご希望の方は、6月号同封の法名用紙にご記入の上、郵送または当日ご持参ください。
また、ご自宅や霊園などでのお参りをご希望の方は、早めにお寺までご連絡ください。
・8月のお盆法要 13日(日)10時30分〜

◎秋のお彼岸法要について
別紙の通り、9月24日10時30分から、秋のお彼岸法要をお勤めいたします。
恒例の絵本はノスタルジックな作品「つみきのいえ」です。
子どもだけでなく、大人も楽しめ心にジンと来る、不思議な絵本を坊守が朗読いたします。
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◎死の体験旅行 8月23日(水) 豊島区 金剛院

◎自死ご遺族分かち合い 8月24日(木)10時30分 築地本願寺

◎神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)

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