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手のひら地蔵、おさまりました! [その他色々]

なごみ庵で今年1月に開催された「お地蔵さん彫りワークショップ」

http://753an.blog.so-net.ne.jp/2018-01-07

この時、坊守も参加し、私は以前に彫っていたミニ地蔵。
小さいものですし、無くしちゃったらイヤだな…
どこか安置する場所を決めておこうか…

材料を求めて百均に行きウロウロ。
見つけたのが写真立て。
こうして……ああして……

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出来上がりました!
木枠にラベルが張ってありますが、右が私作、左が坊守作です (^人^)

なんだろう、愛着が湧いてきた…

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ご縁ご円のバウムクーヘン [その他色々]

今年もバウムクーヘンの季節がやってきました。

え? なんのことか分からない?
ここ数年、3月に広島と神戸のそごうで「バウムクーヘン博覧会」が開かれ、そこで集まった寄付金をもとに「おてらおやつクラブ」にバウムクーヘンが提供されるのです。

寄付は一度「神戸スイーツ学会」に集まり、そこから洋菓子ユーハイムさんに依頼が出され、各寺院に届き、子どもたちに届けられます。

なぜお寺でバウムクーヘンなのでしょうか。
vemaci000142.jpg
それは上記のような「ご縁」の繋がりがまるで円のようで、あたかもバウムクーヘンの食べる部分のようです。
そして関わる人々に私心はなく無我のこころ、これが中心に穴があるバウムクーヘンの特徴と重なります。

というのは私がいま思いついた話ですが(笑)、何しろ善意とご縁の繋がりが、全国の子どもたちに届けられるのです。その数、一昨年は5千個超、昨年は1万個を超えました。今年はいったいいくつのバウムクーヘンが全国に行き渡るのでしょうか。

なごみ庵でも5箱お送り頂き、たんまち塾/かみのき塾さんと、友ゆうスペースさんにお届けさせて頂きました。
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見ず知らずの大人たちが気持ちを寄せいてる、そんな思いが子どもたちに伝わり、笑顔が生まれればと願っています。

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坊守オン・ザ・ステージ [その他色々]

なごみ庵の坊守(妻)が舞台女優で、お寺で金子みすゞや恵信尼さま、イダイケ夫人の芝居をしているというのはご存知の方もいらっしゃると思いますが、お寺とは直接関係の無い一般のお芝居にも出演しています。

いつもお世話になっているのは、中島淳彦さんが率いる劇団「プレオム劇」。
なにしろ中島さんの書くストーリーが面白く、また味わい深く、坊守が関わるようになってから毎回観劇していますが、とにかく外れがありません。

今年も下北沢の老舗劇場ザ・スズナリで2018年4月13〜22日に上演される『妄想先生』に出演させて頂くことになりました!
pureomu-hp-mousou1.jpg

どうやら学校が舞台のようです。
私は14日に観に行きますが、本番を観る楽しみが薄れないよう、坊守から台本やストーリーは聞かないようにしています。聞かないようにはしているんですが、小声でセリフの練習をしたり動きを確認したり、なんとなく雰囲気が伝わってきます。
最近、ふと見るとファイティングポーズをとったりしています。坊守よ、一体どんな役をするのだ?

pureomu-hp-mousou2.jpg
こちらは裏面。
中央の「保谷果菜子」が坊守の芸名です。

あと中島淳彦さんが落語家の春風亭昇太さんと親しく、期間中に舞台のセットを使った落語の日があったり、声の出演もしているとか…

今回もなかなか楽しみな感じです。
お芝居がお好きな方、ぜひ下北沢にお出かけください。
もし「行ってみようかな〜」という方は、ワタクシまでご一報頂ければチケットをご用意いたします。
bouzu@sd5.so-net.ne.jp

坊守ブログ
http://kanako3.blog.so-net.ne.jp/2018-02-26

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「頑張って」の次は「大丈夫」 [その他色々]

ふと、リンク先の記事が目に留まりました。
「若者の「大丈夫ですか?」に67歳アナは暴力性感じる」

要約すると、フリーアナウンサーの梶原しげるさんが「最近は『大丈夫ですか?』という言葉があらゆる場面で使われるが、この言葉をかけられると、大丈夫じゃなくても『大丈夫です』と答えるほかない、暴力性を孕んだ言葉である」という内容です。
スクリーンショット 2018-03-26 03-26 18.48.58.png
「大丈夫」という言葉はよく使われがちですし、発する方は梶原さんが考えるようなことを深く思わず使っているのでしょう。少し極端なご意見な気もしますが、頷ける面も大いにあります。

私が所属する「自死・自殺に向き合う僧侶の会」で、毎年12月1日に自死者追悼法要が執り行われます。そこで毎年救護班としてお力添えを頂くのが、牧師であり医師でもあるHさん。

Hさんは毎年「具合の悪そうな人がいたら『大丈夫ですか?』と声をかけないでください」と仰います。もちろん、体調の悪そうな人を、見て見ぬふりをしろという話ではありません。

「『大丈夫ですか?』と声をかけて『ダメです』と答える人は、救急車を呼ぶようなレベルに至っている場合が多い。そこまで重い症状ではない人は『大丈夫です』と答えてしまう。
だから声かけをする時は『ちょっと救護室で休みましょう』とか『水を持ってきましょう』とか、具体的な内容を口にしなくてはいけない」ということなのです。

それ以来、私も日常的に「大丈夫ですか?」という言葉を使わず、体調の悪そうな方、困っていそうな方には具体的に声をかけるようにしています。しかしそう意識していても咄嗟に出てきそうになることもありますから、よっぽど染みついているのでしょう。


他にも私たちに染みついている言葉は「頑張って」です。
もちろん、頑張る余力のある人、応援を力に変えられる人に言う分には問題ありません。
しかし心身に不調を抱えている人、特にうつ病などの方にこの言葉をかけると「今でも必死に頑張っていて、それでも結果が出ない…あなたの『頑張って』という言葉は、自分の今までの頑張りを否定しているように聞こえる…」と受け止められてしまう可能性が高いのです。
ですので時と場合に応じて控えるべき言葉であり、このことはかなり広まってきました。


「頑張って」も「大丈夫?」も使いやすい言葉ですし、口にする側に悪意なんてありません。
けれど、相手に対する応援や善意が、悪く受け止められたり空回りしないためにも、アタマをもうひと回転させ相手に寄り添う言葉を選びたいものです。

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不安に寄り添う [その他色々]

なごみ庵のご近所のOさん。
最初の来庵はお父さまとお嬢さんで、お母さまが危篤というご相談でした。

この種の相談は、その後体調が回復して「杞憂でしたね」ということも少なくありません。
しかしOさんの場合は本当に数日後にお母さまが亡くなり、事前に相談していた通りにお通夜・ご葬儀をさせて頂きました。


1年半後、今度はお父さまが危篤になり、お嬢さんが来庵されました。
そして今回も数日後、亡くなったと連絡があったのです。
前回はお父さまと一緒に母親を見送ったのですが、今回はお1人で、とても心細そうなご様子でした。

亡くなったその日、前回と同じ葬儀社にご遺体が運ばれることになり、近所ですので私もその車に飛び乗りました。
枕経をお勤めして失礼しようかとも思ったのですが、心細そうなOさんが気がかりで、葬儀社と打ち合わせをする間、ずっとご一緒させて頂きました。

葬儀社の方はさぞかし話しにくかったと思います。
後ほどお詫びを申しますと「ご住職がご一緒というのは初めてですが、お施主さまも心強かったと思います、有り難うございました」と仰って頂きました(まあ「邪魔だから帰れと思いました」とは言えませんものね(笑))。

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帰り道、Oさんからも「とても心強かったです」と仰って頂きました。
こちらは、1人で全てを決めるというのは不安もあるでしょうから、本心からの言葉かと思います。
そして数日後、無事にお通夜と葬儀をお勤めさせて頂くことができました。


行政書士の勝桂子さんが書かれた『聖の社会学』にこんな事例が紹介されていました。(電子版での取り扱いです)


聖の社会学 (イースト新書)

聖の社会学 (イースト新書)

  • 作者: 勝桂子
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2017/04/09
  • メディア: 新書


1人暮らしの祖母と、都会で働く孫(間の親は亡くなっています)。
祖母が施設に入ることになり、施設から「お孫さんだけでなく、近隣ですぐに連絡が取れる人を知らせておいてほしい」と言われますが、親戚と疎遠で頼める人がいない。
法要の件もあって菩提寺の住職に相談すると、その住職が連絡先を引き受けてくれた。

これを読んで、お寺と檀家さんの関係性は、お店と顧客という関係に留まらず、半ば親戚のような関係性も持ち得るのだということに気づかされました。

今回の私の行動も、やはりこれに通じるものがあったように思います。
核家族化と高齢化が進む日本社会ですから、今後はこういった要望も増えるのではないかと思いますが、少しでもご縁の方の不安を和らげられるよう、考えていきたいと思います。

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偉丈夫のグリーフ [その他色々]

ご両親の葬儀がご縁で親しくなったHさん。
体格も良く、ダンディにヒゲを生やしていて、いかにも偉丈夫といった趣です。
また、偶然にも同じ高校出身ということで、勝手に親近感を抱いています。

おととし、91歳でお父さまが亡くなられました。
最近では珍しいほどのご長寿というほどではありませんが、Hさんはお父さまの晩年に寄り添い、しっかりと看取られたご様子でした。

そして昨年の夏、一周忌にお伺いしました。
ふとHさんと2人きりになる瞬間がありましたが、その時ポツリと「1年経つんですけど、寂しさ、悲しさが増していくんですよね…」と仰いました。
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ご長寿の男親を看取った息子、しかも前述の通りの偉丈夫が、ストレートに悲しみを吐露されたことに内心驚きを覚えました。
同時に、私などには伺い知れない父子の豊かな関係性があったのだろうな、と想像をしました。

私は
父子として何十年も過ごされたのです、1年や2年で寂しさや悲しさが無くなるはずはありません。
何年も経って悲しさがぶり返すこともあります。
残された者が悲しんでいても笑っていても、亡くなった方は仏さまとして穏やかに見守ってくださっていますから、心配せず悲しい時には涙を流してくださいね。
とお伝えしました。

法事の後のバタバタした時間でしたので、じっくりと話すことができなかったのが残念ですが、また初夏のころにお会いすることになります。
その時にまた、少しでもお気持ちをお聴かせ頂ければ有り難いな、と思っています。

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インプット 2DAYS [その他色々]

日数が短い2月、しかも月末に連日で勉強会がありました (T_T)


1日目は2年ほど前に学んだリブオン主催「僧侶のためのグリーフケア講座in東京」のOB会。
一緒に学んだ臨済宗、窪田充栄さんのお寺が、本堂・客殿・庫裏ともに新築されたので、その見学も兼ねて駒込へ。

リブオン https://www.live-on.me
勝林寺 https://www.mannen-syourinji.com

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窪田さんは障害をお持ちのお子さんがいらっしゃるので、そこに目を向けた活動をされています。
写真はその一環で、車いすに載った恐竜が描かれたポスター。
車いすに乗っていることでハンデキャップを表し、様々な恐竜を描くことで「同じ恐竜でも、いろんな恐竜がいるんだよ」ということを表しているのだそうです。

他にもそれぞれの発表があり、卒業して2年間、皆さんがどういう活動をしてきたか、どうやって縁ある方々のグリーフに向き合ってきたかをお聴かせ頂きました。

う〜〜ん、皆さん頑張ってらっしゃいます!
私も触発され、改めてやる気が湧いてきました (^人^)


翌日は「未来の住職塾」1期生の勉強会…とは言っても何期生でも参加可でしたが、こちらは卒業後5年で、それぞれの「寺業計画」がどう進んだか、何が上手くいかなかったか、どれが成功したのかという発表がありました。
未来の住職塾 http://www.oteranomirai.or.jp

またその発表に対し、活発に質問やアドバイスが飛び交い、充実した時間になりました。
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写真は私の発表後に、浄土宗の井上広法さんがイチャモンを付けているところ(笑)
というのはウソで、アドバイスをして頂いているところです。


2日連続の学びは脳が疲れますね。
家の用事があって、2日間とも懇親会は参加できませんでしたが、それでなんとか体力がもったような気がします (^_^;) 

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第4回「死んでから書くエンディングノート」 [その他色々]

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今年1月の第3回に続き、4月9日(月)19時、渋谷で第4回の開催をいたします (^人^)

もうライフワークとなっている「死の体験旅行」と、マンダラエンディングノートの手法を組み合わせた内容で、こちら単体でも、「死の体験旅行」をお受け頂いた方も、どちらも新しい気持ちでお受け頂けるものになっています。

今までにお受け頂いた方々のご感想を、一部ご紹介いたします。

「ヒトとの関わりに強い関心を持っていることに気がついた。その割に、日常の中で、ヒトとの関わりに時間を割けていないことを思い出した。」(30代・男性)

「関わりの中で生きている、感謝を忘れないとの気づき。それには、怒りや、比較があったりするとダメ。この感情をどうするか、どう処理できるかが私の課題である。」(30代・女性)

「言葉に素直に耳を傾けることで、いろんな思いが湧いて出てきました。旅が素敵なものになるように生きたい。」(50代・男性)

ぜひ、あなたのご感想もお聴かせください (^人^)

主催 ビーエフェクトHP

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芥川賞 授賞式出席 [その他色々]

ここのところ芥川賞の話題ばかりで恐縮ですが、今回は授賞式にご招待いただいたお話。

1月16日に発表があり、半月後ぐらいでしょうか、結婚式の招待状らしき封筒が届きました。
「あれ? 親戚や友人で結婚しそうな人いたっけな…?」と思いつつ裏を見ると、差し出し人は「日本文学振興会」とあります。

もしやと思って封を開けると、帝国ホテルで行われる芥川賞・直木賞の授賞式招待状でした!
このブログをご覧の方の中には「知人や遠い親戚が有名人になると、急に親しいようなフリをするヤツがいるが、浦上もそうではないか」と思われていた方もいらっしゃるかも……
しかしこれで、私は無二の親友!?であることが証明されたのです!

…と思ったら、「自死・自殺に向き合う僧侶の会」の仲間の多くに招待状が届いてました (^_^;) 


それはともかく、こんな機会はそうそうありません。
お誘い頂いた僧侶たちは「何を着ていく?」「何か持って行った方がいいのかな」と動揺を隠せません。特に服装が問題で、坊主頭である僧侶の集団がスーツで行くと、かなりアカン雰囲気になります。
石井遊佳さんのせっかくの晴れの舞台に「交遊関係がヤバい」と悪評が立ったら困ります。
ということで、男性僧侶の多くは法衣で伺うことに。

ちょうど当日は「僧侶の会」の活動日。午前の活動、午後の定例会を終え、招待を受けたメンバーはいそいそと帝国ホテルへ。
孔雀の間、というのが一番大きな部屋なんでしょうか、サッカーができそうなほど広い部屋です (。・・。) 
そこに人、ひと、ヒト…果たして何人いるのでしょうか。

18時の開会と同時にサクッと賞の贈呈式が行われ、受賞者や選考委員などのスピーチが続きます。我らが石井さんは関西出身らしく、ご両親をダシに笑いを取ってました。

そして宴席が始まり、私たちは「なんで坊さんの集団が?」という視線にめげず美味しい食事を楽しみました。
そして宴の終わり、受賞者と関係者の写真撮影が行われるというので壇上に。
私はちゃっかり石井さんの隣のポジションをせしめました(笑)
しかし石井さん、この会場でアナタが一番ラフな服装だよ!!(大笑)
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グイン・サーガで大発見! [その他色々]

小説『グイン・サーガ』をご存知でしょうか?
私が読み始めたのは中学生の頃なんですが、私が44歳になった今でも続いている超長編大河小説で、その巻数はなんと本編142巻、外伝27巻となっています。

中学、高校、大学、社会人、出家後と読み続け、2009年に著者の栗本薫さんが亡くなって未完の大作となるのか…と思っていたら、遺志を受け継ぐ2人の作家、五代ゆうさんと宵野ゆめさんによって物語が紡ぎ続けられ、まさにネバー・エンディング・ストーリーの様相を呈しています。

栗本薫さんは56歳という若さで亡くなったのですが、晩年は闘病をしながら執筆活動を続け、作品の中にも宗教的、仏教的な描写が増えていきました。すでに僧侶となっていた私は物語を楽しむだけではなく、栗本さんの中で研ぎ澄まされていく宗教性にも関心を持って読み続けていました。

さて、タイトルの「大発見」ですが、つい先日発刊された最新刊、142巻『翔けゆく風』の表紙を開いた時のことです。この作品の特徴として、表紙を開くと詩のような文章が書かれいることが多いのですが、まずはそれを引用させて頂きます。

 光明栄光 きわみなき
 ミロク尊者を 仰がなん
 濁世乱世の ちまたより
 光の王の み名のもと
 地上楽土の 途たずね
 人天の罪 みそなわし
 慈悲なる願を 建てたまい
 清き誓いぞ 守らなん

この詩の後に「新ミロク教徒のためのミロク頌歌(一)」と書かれています。
この作品では近年「ミロク教」という宗教が登場し、主要キャラクターがその宗教都市を舞台に冒険を繰り広げていますが、この詩はミロク教の歌の形式のお経、という位置づけでしょう。

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そもそも「ミロク」という言葉が仏教の「弥勒菩薩」から来ているのは明らかですが、私が発見したのは実際のお経との類似です。

浄土真宗の宗祖、親鸞聖人が書かれた「正信偈(しょうしんげ)」の現代語訳「しんじんのうた」というものがありますが、その冒頭8行はこうなっています。

 ひかりといのち きわみなき
 阿弥陀ほとけを 仰がなん
 法蔵比丘の いにしえに
 世自在王の みもとにて
 諸仏浄土の 因たずね
 人天のよしあし みそなわし
 すぐれし願を 建てたまい
 まれなる誓い おこします

いかがでしょうか。
説明も不要かと思いますが、言葉がそのまま使われている部分を赤、意味合いとして重なる部分を青にしました。3行目だけちょっと違いますが、筆者の五代ゆうさんは、確実に「しんじんのうた」を参考にしていると思われます。

自分が子どもの頃から大好きで読み続けている小説と、一所懸命に伝えている仏教に、これほどハッキリした接点ができて、とても嬉しい気分です。

五代さん、有り難う!

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