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hasunoha王に会いに行く [その他色々]

お坊さんがこたえるQ&A、hasunoha(ハスノハ)で、最多回答数を誇る丹下覚元さんに会ってきました!

事の発端は、お手伝いしているお寺から頼まれたご葬儀。
お茶で有名な埼玉県狭山市でのお通夜・ご葬儀だったのですが、確かそのあたりに知人がいたような……
そう思って調べてみると、丹下さんのお寺が比較的近いのです。

事前に訪問する旨を連絡し、当日早めに向かいます。
最寄り駅まで電車で行って、そこからはカーシェアでお寺を目指すと…

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目の前の道路からもよく目立って見える八角形?のお堂が目印の安穏寺さんです。

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本堂の中も特徴的な作りになっていて、座禅会も行えるようになっています。

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1時間ほどの滞在でしたが、話が盛り上がり、あっという間に時間が!
丹下さんもお通夜があったので、2人とも慌てて準備をします。

帰り際に2人で写真を、ということで撮った1枚。
2人とも自分の顔を小さく写すため、サッカーのPKのようなポジション争いをし(笑)、撮れたのがこの写真です。私がポジション争いに負けたものもありますが、それは封印。

丹下さん、また今度ゆっくりお邪魔しますね〜 (^_^)

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2017年 正月 [その他色々]

1月も4日となり、少し出遅れてしまいましたが、新年のご挨拶を申し上げます。

今年は酉年です。一般にはニワトリのことのようですが、私は極楽浄土に住むと言う伝説上の生物「迦陵頻伽」を連想しました。
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画/嵐山晶 www.ranzansho.com
※イラストの無断使用はダメですよ (^人^)


様々な描かれ方をしますが、基本的には人間の上半身を持ち、鳥の羽と下半身を持つ姿で描かれます。
さて、この「迦陵頻伽」、読めましたか?
お坊さん(特に浄土系)なら目にする機会も少なくないのですが、一般の方には難読漢字で、漢字検定にも出てくるようです。答えはこの記事の一番下に記しておきます。

画像を探しているところ、素敵なイラストを見つけ、画家さんに許可を頂くべくメールをしたところ、毎年ゴールデンウィークに開催される「寺社フェス向源」にも関わっている方で、私の「死の体験旅行」の撮影時に席について頂いたとのこと。ご縁に驚きました!

皆さまともご縁深き1年にしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

(迦陵頻伽=かりょうびんが)

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お寺からのクリスマスプレゼント(追記あり) [その他色々]

毎月、神奈川区の社会福祉協議会に「おてらおやつクラブ」としてお菓子を持っていっています。
「たんまち塾」という教師OBによる学習支援活動があり、そこで使ってもらっているとのこと。

今月はIさんが持ってきてくれた1人ずつに配れるお菓子パックと、Sさんが持ってきてくれた健康に良さそうなお菓子を寄附しました。
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事務所の受付で話していると、次回の勉強会はクリスマス会になるとのこと。
ついつい…「じゃあ、お子さんたちに『お寺からのクリスマスプレゼント』と言って渡して下さい」と口走ってしまい、皆さんにクスッとされてしまいました (^_^;) 

まあ、子どもたちに喜んでもらえればOKですね!


おてらおやつクラブ

神奈川区社会福祉協議会


<ここから追記>
毎月一度、神奈川区社会福祉協議会にお菓子を持っていっているのですが、なごみ庵にお参りにいらっしゃるTさんから季節もののお菓子をお子さんがたにとお供え頂きました。

12月の季節ものと言えばアレですね、クリスマス。
IMG_0205.cng.jpg
これを1月に持っていっても微妙です。ということで、今月2回目の寄附。

クリスマスのお菓子ですから、本格的にお坊サンタになりました (^_^;) 

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インターネットでお坊さんを注文してはいけない [その他色々]

今日、12月8日は「成道会(じょうどうえ)と言って、お釈迦さまが悟りを開かれた日とされ、仏教徒にとって非常に大切な日です。

昨年(2015年)の12月8日にはインターネット通販大手の「商品」として僧侶が出品され、社会を賑わしました。けれど実はそれ以前から、僧侶をインターネットで派遣する仲介業者は存在しましたし、菩提寺の無い喪主に葬儀社が僧侶を紹介することもありました。

いたしかたない部分もありますし、私自身もそういったご縁で繋がった方もいます。どんなご縁であっても信頼関係が生み出され、その後に親しくなってお寺の行事に出席して頂いている方もあり、それはとても有り難いことです。

私はそれでもなお、インターネットでお坊さんを注文すること、また見ず知らずの僧侶を紹介してもらうのは、極力避けるべきだと思っています。理由は3つあります。
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1:ギャンブルを避ける
葬儀は人生に必ず1回だけの儀式です。その大切な儀式に、どんな僧侶がやってくるか分からないギャンブルを避けるべきだと思います。もちろん良い僧侶がやってくる可能性もありますが、そうでない場合も少なくありません。

先日、お子さんを亡くした若い夫婦が、葬儀のために「インターネットで僧侶を注文」しました。当日やってきた僧侶は淡々と挨拶をし、淡々と読経をし、帰っていったそうです。若い喪主は「なんのために僧侶が必要か分からない、もう僧侶は呼ばない」と言っていました。

ですので、信頼できる僧侶に直接頼むのが望ましいのです。


2:余計な出費を避ける
細かくは書きませんが、仲介者が存在することによって喪主は余計な出費をすることになります。野菜を生産者から直接購入するのと様々な流通経路を経て購入するのとでは、価格が異なることと似ています。

お布施は非常に高額だと思っている方も多いでしょうが、そもそも「料金」や「サービスの対価」とは性質を異にしています。本当に困っている状況を僧侶に相談すれば、心ある対応をする者もおります。

ですので、良心的な僧侶に直接頼むのが望ましいのです。


3:違う目的に使われることを避ける
喪主としては仏さまにお供えすると思って包んでいるお布施。お寺の護持、仏教を伝える活動、慈善活動などに使われて欲しいと願われているものが、一般企業に渡るという問題があります。

お寺で専業で成り立っているのは約3割です。あとの7割は、副業やアルバイトで生計を立てたり、お寺の維持修繕費を賄っています。儲からないから止めた、ということは出来ないのです。
一般企業は会社法人ですから、利益を出すのが目的です。仕組みや理念の違う両者が、「お布施」というひとつのものを、利用者に明確にされていない割合で分け合うのは不自然なことだと思います。

たとえば「お布施は〜〜円程度で、当社への仲介手数料は〜〜円です」と明示されるのが望ましいと私は考えています。そうなれば、お布施はお寺にお供えされ、仲介手数料は会社に入り、それぞれ本来の目的に使われるからです。

ですので、お布施を本来の目的に使ってくれる僧侶に直接頼むのが望ましいのです。


まとめ
3つの理由を述べながら、「僧侶に直接頼むのが望ましい」と繰り返しました。
「でも坊さんの知り合いなんかいないし、探す手間なんかかけられない」と思われるかもしれません。

けれど、この記事を見つけたあなたなら、インターネットでお寺や僧侶を探すことは難しくないはずです。今は宗派や寺院もネットで積極的に情報発信をしています。お寺のHPを見れば、考え方や人柄を前もって知ることが出来ます。

もしインターネットが苦手な方は、地図を見て下さい。お寺は新設や移転や消滅する可能性が低いので、目印として地図に掲載されやすいのです。日本にはコンビニの1.6倍ほどの寺院がありますので、必ず見つかります。
実際にお寺の様子を見た方が、PC画面を通すよりも直接的にお寺や僧侶の雰囲気をつかめることでしょう。

1で「ギャンブルを避ける」と書きました。たとえばあなたが家を買う時、不動産屋さんに「任せるから適当に頼むよ」とは言わないでしょう。場所を考え、間取りを検討し、熟考に熟考を重ねる手間を惜しまないはずです。
それと同じ……とまではいかないかもしれませんが、少しばかりの手間と時間を使ってください。良いお寺、良い僧侶との出逢いは、葬儀や法事の時だけでなく、あなたや家族の人生をより良いものにしてくれるのですから。


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2016年 いのちの日 いのちの時間 東京 [その他色々]

毎年12月1日に、都内の大寺院を会場に行われている自死者追悼法要「いのちの日 いのちの時間 東京」が、今年も増上寺さまにて無事に執り行われました。

今回は10回目の節目となる開催でした。
私自身は2011年に入会したものの、その年は追悼法要に参加していません。ちなみにその年が増上寺での開催でした。
翌年の第6回から本格的に関わり始め、ここ3回は受付班の責任者となっています。自分としては、この受付を最重要な場所と思い、毎年精度を高めようと努力しています。

もちろん他の部署……寒いなか屋外に立つ案内の者から、受付、お茶を淹れる者、そしてもちろん荘厳な法要に出仕する者、全てが自分の持ち場を「最重要」と思って取り組んでいます。

葬儀社さんなどの業者さんに色々頼めば、もっとスムーズで完成度の高い会になるでしょう。でもこの追悼法要は、不器用であっても僧侶が全て手作りで行うことに意味があるのだと思っています。


この追悼法要に、誰も来なくなることが理想なのかもしれません。
でも現状の日本では、それは難しいことのように思います。
であれば、深い悲しみを抱いた方々の心を、ほんの僅かでも暖められることが出来ればと願って続けていきたいと思います。

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セピア色に加工した祭壇の様子。
中央には阿弥陀如来の掛け軸。
周りにライトアップバルーンが浮かび、一輪挿しの花々と、安全性を考慮したLEDキャンドルが並べられています。

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高座バトル、おまけ [その他色々]

先日、中目黒の正覚寺さまで行われた高座バトル。
http://753an.blog.so-net.ne.jp/2016-11-20


おまけ、僧侶側の出演者の写真です。

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日蓮宗の村井惇匡さん。
超正統派、格調高いご法話を、場の雰囲気に惑わされず徹しておられました。
使い古された言葉かもしれませんが、本当に「有り難い」と頭が下がるお話です。

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あと一応ワタクシ。
後ろから日蓮聖人がガン見です。
どうりで後頭部に緊張感が走ると思った (^_^;) 

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高座バトル、無事終了! [その他色々]

落語の源流が僧侶の説法であったという故事を元にした人気イベント「高座バトル」、第3回に出演させて頂きました!
http://www.tera-buddha.net/1992/

会場は中目黒駅から徒歩5分ほどという好立地にある日蓮宗正覚寺さま。こんなオシャレな街の駅近にお寺があるんだな〜、と思って到着したら…
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広っっ! 立派っっっ!!
仙台伊達藩とも縁が深い、由緒正しいお寺です。

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控え室として使わせて頂いた部屋からは美しいお庭が…
高級旅館に来たのかと思ってしまいました (^_^;) 


さて、話を高座バトルに戻します。
「死の体験旅行」でいつもお世話になっている寺子屋ブッダさんが開催しているイベントで、人気を博し第3回目にお声がかかりました。以前からぜひ出させて頂きたいと思っていたので、二つ返事で引き受けます。

けれど話のプロ、落語家さんと同じ舞台に上がるということで、日に日に増す緊張感。
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不慣れな高座に上がっての話ということも相まって、何年ぶりだろうかという緊張をしてしまい、登場直前には何故かアゴと横隔膜が痛くなってくる始末 (>_<) 

でもなんとか昼の部を終え、それで緊張が解けたのか、夜の部は少しリラックスして高座に上ることができました。

この高座バトル、お題が決まっています。
私の担当は、昼の部が「品」、夜の部が「貧」でした。
昼には『国家の品格』という本の話から入って、九品仏の話、そして私が経験した小さいお子さんの葬儀の話と進みました。

夜のテーマは「貧」でしたので、子どもの貧困を問題とする「おてらおやつクラブ」の活動を紹介し、皆さんに募金を強要(苦笑)、そして私が経験した「貧乏神と出会った話?」という組み立てでした。

しかし、本当に良い勉強になりました。
落語家さんたちの、さすがの話芸。
そしてもう1人の僧侶出演者である日蓮宗の村井惇匡さんのお話も格調高い素晴らしいものでした。

終演後、出口で「おてらおやつクラブ」の募金箱を持って立っていると、やはり話をしたお陰か皆さんお志を入れて下さいます。あとで数えたところ、なんと45,170円! お気持ち、とても有り難いです。なごみ庵からも少しお出しして、5万円をおてらおやつクラブ本部に寄附させて頂きます。
この寄附は、本部から多くの「おやつ」を発送する際の宅急便代や活動資金に充てられます。

2016.11.21追記
早速お振り込みをさせて頂きました。
お預かりしたご懇志が、少しでも多くのお子さんたちを笑顔にしてくれますように (^人^)
スクリーンショット 2016-11-21 11-21 16.41.27.png

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第3回 高座バトルに出演! [その他色々]

「高座」というと、落語家さんが上がる舞台……と思われている方が多いと思いますが、実は元々は、お寺の本堂にあって儀式や法話の際に僧侶が上る場所、それが「高座」でした。

法話をしようとしても、最初から最後まで真面目な話では聴く方も大変。
そんなことから、僧侶の話に滑稽さが加わり、やがてそれが独立して落語になったとも言われています。茶道や華道と同様、落語も仏教にルーツがあるのですね。

で、その「高座」で落語家と僧侶がトークを繰り広げる人気イベント「高座バトル」の第3回に出演させて頂くことになりました! 前々から出たいと念願していましたが、いざ実現すると1ヶ月前の今からお腹が痛くなってきます(苦笑)。

チラシも出来上がってしまったので、逃げ出すにはもう還俗しかありません (^_^;) 
高座バトル表.cng.jpg

高座バトル裏.cng.jpg

2016年11月19日(土)
昼の部13時 夜の部17時
会場は中目黒の正覚寺さま

出演する落語家さんは3名…
上方落語の爆笑王 桂雀々さん

三遊亭のムードメーカー 三遊亭愛楽さん

古今亭の星 古今亭菊之丞さん

対して僧侶は2名…
日蓮宗 妙昌寺 住職 村井惇匡さん

そして私、浦上哲也です。

さらに詳しい情報、そしてチケットを手に入れるには以下リンクへお進み下さい。


また、過去の開催情報もリンクを貼っておきます。

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おてらおやつクラブ 発送報告 [その他色々]

以前に開始のご報告をさせて頂いた「おてらおやつクラブ」(ひとり親家庭、中でも経済的に困難な状況にある家庭に対し、お寺にお供えされた果物やお菓子をお裾分けする支援活動)ですが、始めて数ヶ月経ったので経過のご報告です。

もともと関西方面で始まった活動ですので、なごみ庵近辺には支援対象家庭や団体が少なく、それならと自分で神奈川区社会福祉協議会に出向き、相談をしてきました。

ちょうどその頃始まった教員OBによる学習支援があり、貧困家庭と直接は結びつかないものの、そちらに少しずつですがお菓子を提供させて頂くことになりました。

またご来庵の方々から、「おてらおやつクラブで使って欲しい」とお子さん向けのお菓子を預かることもあり、一度は横浜市瀬谷区の施設にも発送。

スクリーンショット 2016-10-12 10-12 11.05.08.png
(※写真は支援活動の一部です)

ほんのわずかな支援なのですが「心を向けている人がいるよ」という気持ちが届けばいいなと思い、地道に続けていきたいと考えています。

今後、神奈川区でも「こども食堂」が始まるようで、そちらも可能であれば協力させて頂きたいと思います。

以上、ご報告でした (^人^)

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相談をキレッキレで論破してはいけない [その他色々]

ネットで「女性の相談内容をキレッキレの内容で論破する住職の回答」という記事を目にしました。
http://corobuzz.com/archives/79524

合掌女性.jpg
瞑想の大家として、また多数の著書を出している高名な僧侶の小池龍之介さんが、ある女性の相談に回答しています。まずは記事の内容を引用します。

<女性からの相談内容>
私は男性を信じることができません。怖いというより、嫌い。話をしてもつまらない、頼りにならない、といった感情です。

東日本大震災の影響で不安が募り、若い男女に結婚志願者が増えているといいます。私はそれを聞き、「なぜ?」と思いました。知識を得ていけば、男性に求めなければいけないことなどそれほどないのではないかと思ってしまいました。

昔の日本男児だらけの日本であればそうは思わないと思いますが、現代男性のように打てば崩れる人たちに何かを求めようとは思えなくなってしまいました。現在お付き合いしてくれる方がいますが、全くと言っていいほど普通のコミュニケーションを取ることを自分で制御してしまいます。

頼りにできない人間と結婚という形を取るのか、尼さんになることも手なのかもしれない。この状況を打開できる方法を教えてください。

<それに対する小池さんの回答>
男性に対する期待値が異様に高いため、自縄自縛で苦しんでおられる。それが、文面を拝見しての第一印象です。

男性に対して端的に興味がない人は、わざわざ「嫌い」とも感じませんし、「打てば崩れそうで頼りないからダメ」と、ことさらに否定したくもなりません。

「自分を楽しませられるよう、会話をリードすべきだ!」「頼りがいがあって、ただ一方的に自分を守ってくれる人であるべきだ!」。そうして幼児みたいに庇護されたい欲望を持っておられるがゆえにこそ、それを満たせない現実の異性に嫌悪感を抱かれているのでしょう。

けれども、よくよく考えてみれば、「頼りにできない人間と結婚かあ…」と迷っておられる傲慢さ以外に、いったいご自身は相手に何を差し出しているのでしょうか。

かつての「日本男児」ですら、徹底的な男尊女卑の特権を得ることといわば交換に、女性を庇護していたのです。現代のように男女平準化した時代に、何も差し出さずに「ただ勇ましく庇護してほしいよー」と駄々をこねても、そんな人を心から愛し守ろうと思える聖人君子は、この世にいません。

ご自身の陥っている状況を客観視するには、反対側から考えてみるのが役立つかもしれません。すなわち、「近頃の女性は、女らしいおしとやかさも、かれんさもないから好きじゃない」とスネている男性に対して、あなたはやさしく、ないしは女らしく振る舞おう、という気になるでしょうか。

「他人の過ちを大げさに取り上げることにより、イカサマ師は自分の過ちを見えなくしてしまう」とは、『法句経』に残る釈迦の言葉です。

「頼りがいのある男性に出会えないのは、自分の性格ゆえでは?」と、視線を180度転回してはいかがでしょうか。


確かに切れ味鋭く相談者さんに切り込んでいます。でも私は「厳しいな」と感じてしまいました。
小池さんは僧侶として多くの人に尊敬される方ですし、極めて知的で素晴らしい方だと私も思っています。でも、そうであるが故に、「正しすぎる答え」になってしまっていると感じました。

詩人の吉野弘さんは「祝婚歌」の中で…
正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい。
正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと 気づいているほうがいい

と書いています。
そう、正しい言葉が相手の心に響くかというと、必ずしもそうではないと思うのです。
小池さんは相談者さんの問いに「答えて」いるかもしれませんが、気持ちに「応えて」はいないと思うのです。

もし私だったら、こう応えたいと思います。


はじめまして、なごみ庵の浦上哲也と申します。

男性に対し、信じることができない、嫌い、つまらない、頼りにならない、という気持ちをお持ちなのですね。とても手厳しいご意見で、男性のひとりである私としては、少し切ない気持ちになりました。

それはさておき、中世や近世、昭和中期ごろまでの時代と比べ、現在は女性が1人で生きていくことも比較的容易になっていると思います。結婚をしないという選択肢も、やはり以前と比べて充分理解されるご時世です。ですから相談者さんは、ことさら無理をして男性と付き合ったり結婚する必要はないと思います。

でもあなたは誰かに相談したいと思い、「この状況を打開できる方法を教えて下さい」と仰っています。今の自分の気持ちを変えてくれるような男性に出逢いたい、という気持ちがあるのではないでしょうか。
また「現在お付き合いしてくれる方がいますが」と書かれている部分に、男性に何か期待をする気持ちがあるように感じましたが、ご自身ではどのように思われますか?


納得出来ないまま結婚する必要もありませんし、結婚しないなら尼さんに、というのは前時代的な考えかと思います。
今まで通りシングルで生活していけば良いだけのことです。その上で、信頼できたり愛したり、あるいは「守ってあげたい」と思う男性との出逢いがあれば、それが何歳の時であっても結婚や同棲を考えれば良いのではないでしょうか。

そんなパートナーにいつか出逢える日が来ることを、心より念じております。

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