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2017年6月号 [和庵だより]

◇ 学生さん、いらっしゃ〜い ◇

なごみ庵の近くには神奈川大学があり、お寺の前の道路は登下校の時間帯、若い方たちであふれ返ります。今回ひょんなことから、その学生さんがフィールドワーク(実地調査)で当庵にいらっしゃることになりました。

引率の先生が当庵にご縁のある方なのですが、大学周辺の歴史ある行事や文化的な催し、珍しい活動をしている場や人のもとを訪れるという趣旨だそうです。その先生に率いられ、四名の学生さんがいらっしゃいました。

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私は僧侶としては珍しく、色々な活動を通じて若い方との交流が多い方ですが、それでも二十歳前後となると、なかなか接点がありません。また学生さんもお寺や僧侶に不慣れな様子で、それでも多くの質問を投げ掛けてくれました。

一般家庭出身の私がなぜ僧侶になったのかや、なぜ普通の住宅をお寺にしたのかという疑問や、お坊さんになるための修行や日々どのような生活をしているのかという質問。また、浄土真宗はどういった教えなのかという質問や、ワークショップ「死の体験旅行」を始めるきっかけなどもお尋ね頂き、当初の予定を過ぎ二時間ほど話をいたしました。

後日、各学生がまとめた資料が届きました。どのレポートもそれぞれの視点で書かれていて面白かったのですが、皆さんが なごみ庵に対して敷居の低さを感じ、お寺や僧侶にもっと気軽に接していいのだと気づかれたと書いてありました。

そうなのです、お寺はお年寄りだけが行く場所ではなく、また法事やお葬式だけのために行く場でもありません。大勢ではありませんが、若い方にその点が伝わったようで、とても嬉しいことでした。



△ お 知 ら せ △

@長いきの会・笑いヨガ お休みのお知らせ
お芝居の稽古と本番があり、坊守(妻)が担当している金曜日の行事がお休みになります。
間違えてお出かけにならないよう、どうぞご注意ください。
・長いきの会(第1金曜日)…6月・7月お休み 次回8月4日
・笑いヨガ(第4金曜日)…6月お休み 次回7月28日

◎お盆の法要について
なごみ庵では7月・8月ともお盆法要をお勤めいたします。暑い時期ではありますが、どうぞお参りください。お参りが難しい方は、同封の「法名用紙」にご記入の上、お送り頂いても結構です。
・7月のお盆法要 16日(日)10時30分〜
・8月のお盆法要 13日(日)10時30分〜
また、ご自宅や霊園などでのお参りをご希望の方は、早めにお寺までご連絡ください。短い期間に依頼が集中しますのでご希望に添えない場合もありますが、可能な限り善処いたします。

◎死の体験旅行 6月21日(水) 豊島区 金剛院
最近メディアに掲載が続き、予約が困難になっています。ご了承ください。

◎自死ご遺族分かち合い 6月22日(木)10時30分 築地本願寺

◎神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)

2017年5月号 [和庵だより]

◇ 気持ちのリレー ◇
 ご縁の方に言われてようやく知ったのですが、横浜市広報の神奈川区版に、昨年十二月から継続して「おてらおやつクラブ」について掲載して頂いていました。毎月第2水曜日に、少しずつですが支援させて頂いていますが、五月はちょっと豪華になりそうです。
 この春、神戸と広島のそごうで「バウムクーヘン博覧会」が開かれ、そこで神戸スイーツ学会さんが募った寄附を元に、ユーハイムさんがたくさんのバウムクーヘンを提供してくださいました。
 多くの方の少しずつの善意が集まり、大きな流れになって、受け取る側も心が暖かくなる。なんだかとても良い、気持ちのリレーがつながっているように思います。
 今では色々なNPOや公益法人がありますが、お寺の元々の役割のひとつが、こうした善意を取りまとめ、必要な方に再分配していくものだったように思います。
 大きなことは出来ませんが、コツコツと続けていこうと思っています。
◇ お芝居のお知らせ ◇
 二〇一四年に坊守が出演し好評を博した「燐寸(マッチ)」が、各地の演劇鑑賞会に招かれ上演いたします。基本的に演劇鑑賞会の会員向けですが、一般向けチケットが若干出ますので、観劇ご希望の方は なごみ庵までお問い合わせ下さい。どの会場も一般五五〇〇円です。
・相模原 南市民ホール    六月十五日(木) 十九時  十六日(金) 十四時
・厚木 市民文化会館     六月三十日(金) 十四時・十八時三十分
・横浜 県民共済みらいホール 七月四日(火) 十九時  六日(木) 十三時
               七日(金) 十三時・十九時  八日(土) 十三時



△ お 知 ら せ △
@5月6日(土)〜7日(日) 寺社フェス向源
6日:中目黒の正覚寺さまでの開催
7日:京浜四大本山(増上寺・本門寺・川崎大師・総持寺)での開催
@5月16日(火)ひとり暮らしの会 参加費1000円
2月に開催した「ひとり暮らしの会」を再び行います。今回は季節のお弁当を食べながら、
自己紹介や近況報告をしつつ、お昼のひと時を過ごします。お弁当の予約がありますので、
4日前の5月12日までにお申し込みください。ひとり暮らしじゃなくても参加OK(笑)
◎お盆の法要について
なごみ庵では7月・8月ともお盆法要を厳修いたします。次号6月号に法名用紙と詳細を同封いたしますが、日程は以下の通りですので、どうぞご予定ください。
・7月16日(日)10時30分〜
・8月13日(日)10時30分〜
◎死の体験旅行 5月17日(水) 豊島区 金剛院
3〜4月は下記のメディアに掲載が続き、現在予約が困難になっています。ご了承ください。
掲載メディア:日経スタイル/朝日新聞埼玉版/AFP通信/婦人画報4月号
◎自死ご遺族分かち合い 5月25日(木)10時30分 築地本願寺
◎神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)


2017年4月号 [和庵だより]

◇ 父の十七回忌 ◇

 三月六日は、私の父が亡くなって丸十六年の祥月命日で、十七回忌に当たる日でした。
 私はお寺ではなく在家(一般家庭)出身ですので、もちろん父も僧侶ではなく、自分で色々と商売をし、晩年は趣味と半々のような仕事をし、六十九歳で突然亡くなりました。

 私はその時すでに僧侶になっていましたが、突然の別れでしたので気が動転し、なかなか受け止めることが出来ませんでした。しかし通夜葬儀でお経を勤め、またそこから日々、父を思いながら朝の読経をする中で、少しずつ心が落ち着き、受けいれられたように思います。

 四年ほど前には、兄と慕う方、父と慕う方が続けて往生され、心にぽっかりと大きな穴が空いたような感覚を味わいました。しかしその時も毎朝のお勤めで亡き方を偲び、少しずつ受けいれていけたように感じます。


 いつもは葬儀やご法事で、他者の大切な方やご先祖さまを追悼する場に僧侶として立っています。しかし今回は自分の父ですから、僧侶でありつつ遺族でもあるという立場でした。

 そこで改めて感じたことは、亡き方を思い手を合わせる時、同時に自分の心も満たされていく感覚でした。つまり追悼とは、亡き方のためという気持ちを通じ、実は自分のために行っているのではないでしょうか。

 よく「子孫に迷惑をかけたくない」という言葉を聞くことがあります。しかしご本人にとって親や先祖の追悼は「迷惑」だったのでしょうか。

 少なくとも私にとっては、追悼の機会や場が無く、心のやり場が無くなってしまう方が「迷惑」に感じますが、皆さまはいかが思われますか?


△ お 知 ら せ △

@4月20日(木) 仏教井戸端トーク 19時 浅草にて
様々なテーマで聴衆からお題を頂き、それについて法話をする人気企画「仏教井戸端トーク」からお声を掛けて頂きました。しかし今回は「仏教用語禁止」というルールで、引き受けてしまったことを早速後悔しています。
困り果てるであろう私を、ぜひ応援にいらして下さい。

会場:緑泉寺(台東区西浅草1-8-5) 定員:30名 参加費:1000円


@5月6日(土)〜7日(日) 寺社フェス向源
毎年ゴールデンウィーク恒例の「向源」、今年は会場を中目黒の正覚寺さんに移しての開催です。超宗派の声明(音楽的なお経)の公演や、僧侶と脳科学者のトークショーなど、人気コンテンツがギュッと凝縮されています。もちろん私も「死の体験旅行」を開催します。

7日は京浜四大本山(増上寺・本門寺・川崎大師・総持寺)を会場とし、そのお寺・その宗派それぞれの体験や、僧侶による詳しい案内を受けることができます。


◎死の体験旅行 4月19日(満席)、5月17日(水) 豊島区 金剛院

◎自死ご遺族分かち合い 4月27日(木)10時30分 築地本願寺

◎地区セン・神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)
      ・神之木地区センター笑いヨガ 4月10日(月)10時30分

2017年3月号 [和庵だより]

◇ 東日本大震災 七回忌 ◇

 東日本大震災から間もなく丸六年が経とうとしています。仏教では丸六年を「七回忌」としますので、各地で追悼の行事が開かれるでしょう。
 前日の三月十日が なごみ庵の定例法話会に当たりますので、最初のお経は犠牲者を偲びつつお勤めをしたいと思います。
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 一周忌も五十回忌も「法事」と呼ばれます。しかし私は、時間の経過と共に法事の意味あいが少しずつ変化していくのではないかと思います。
 四十九日や一周忌、三回忌など、まだ間が無いうちは、死別の悲しみをなんとか腑に落とそう、自分の人生をなんとか歩んでいこう、という意識が強いのではないでしょうか。また、寂しさや苦しさから少しでも離れたいと、日常生活の中で亡き方を常には思い出さないようにしよう、と意識するかもしれません。

 しかし年数が経っていくと、逆に亡き方を思う時間が減る場合もあるでしょう。また、亡くなってから新たに増えた家族が参列することもあるでしょう。そうなると、今度は亡き方を忘れないようにしよう、という意識に変化していくのではないかと思います。

 東日本大震災から丸六年が過ぎ、人の気持ちは嫌が応にも変わっていきます。しかし、ここで改めて亡き方々を追悼し、心を込めて手を合わせたいと思います。

◎「ひとり暮らしの会」「脳トレ ゲームの会」ご報告
 初めての試みは、私たちを含め十名の参加で、様々な話に花が咲きゲームも楽しみました。食事はおにぎりと豚汁。そういえば大震災一ヶ月半後の追悼法要も、避難所を思って同じメニューをお出ししました。
 毎月とはいきませんが、今後も開催の予定です。どうぞお楽しみに。


△ お 知 ら せ △

@3月10日(金) 法話会 13時/19時
毎月恒例の法話会ですが、今回は東日本大震災 七回忌の前日に当たります。
多くの犠牲者の方々を追悼し、また現在も避難を続ける方々のご苦労を偲びつつ、皆さまと一緒にお経のお勤めをしたいと思います。

@3月20日(月祝) 春のお彼岸法要
〜親と子の読み聞かせ 絵本に学ぶ仏さまの教え〜
先月お知らせいたしました通り、春のお彼岸法要をお勤めいたします。どなたさまもお気軽にご参加ください。坊守による絵本『おじさんの かさ』の朗読もありますので、お子さんやお孫さんもどうぞお連れ下さい。
準備の都合上、なるべく人数をお知らせ下さい。

@4月2日(日) 三浦霊園 倶生の碑 参拝&バスツアー
毎年恒例、なごみ庵の合同墓「倶生の碑」をお参りし、観光や海の幸の食事も楽しみます。
詳細は別紙の通りです。ご参加のご連絡をお待ちしております。

◎死の体験旅行 3月22日(水)、4月19日(水) 豊島区 金剛院
◎自死ご遺族分かち合い 3月23日(木)10時30分 築地本願寺
◎地区セン・神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)
     ・神之木地区センター笑いヨガ 3月13日(月)10時30分

2017年2月号 [和庵だより]

◇ 一期一会 ◇

 茶道の言葉として一度は耳にしたことがあるであろう「一期一会」。調べてみると、元は千利休の言葉とされますが、さらに辿ると仏教がルーツの言葉だそうです。
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 「期」には一生という意味があります。ですので一期一会には「一生にただ一度きりのこと」という意味もあります。
 また「このお茶の会は、たとえ同じ参加者が揃ったとしても、全く同じ会話や動作が繰り返されるわけではない、ただ一度きりの機会」という意味もあります。さらに言えば、私たちの毎日すべてが「一期一会」なのではないでしょうか。

 私たちは平凡に繰り返されるように見える毎日を過ごしています。朝、目が覚め、テレビを見たり、家族がいれば会話や食事をしたり、電車やバスに乗ったり、それぞれの「平凡な日々」を過ごしています。
 けれど葬儀に関わる僧侶として、よく耳にすることは「家族が亡くなってから、平凡な日々がどれだけ大切で幸せな時間だったか気づきました」という言葉です。
 また体験学習の「死の体験旅行」で自分の死を仮想体験した方も同じように、「何気なく過ごしている今が、とても大切なのだと気づきました」と仰います。

 仏教では、過去に振り回されたり、未来を思い煩ったりせず「今」を大切にしなさい、と説きます。なかなか難しいことですが、全ての瞬間が一期一会であると思えれば、この「今を大切に」という言葉が胸に迫ってくるのではないでしょうか。


△ お 知 ら せ △

@2月21日(火)11時 ひとり暮らしの会 参加費500円
しばらく前から案を練っていた「ひとり暮らしの会」。おむすびとお味噌汁をご用意しますので、人数確認のためお申し込みをお願いします(19日(日)締め切り)。自己紹介や近況報告をしつつ、お昼のひと時を過ごしましょう。ちなみに、ひとり暮らしでなくても参加OKです(笑)。

@同じく2月21日(火)14時 ゲームで脳トレの会 参加費500円
しばらく前から集めていた将棋や囲碁、トランプや花札などなど、ゲームや会話を楽しみつつ、脳の活性化をいたしましょう!

@2月25日(土)18時 出版記念イベントでのパネリスト 千代田区
元・性暴力被害者の山本潤さんの著書『13歳、「私」をなくした私』の出版記念トークショーでパネリストを務めることになりました。ご関心のある方はお問い合わせください。

@4月2日(日) 三浦霊園 倶生の碑 参拝&バスツアー
毎年恒例、なごみ庵の合同墓「倶生の碑」をお参りし、観光や海の幸の食事も楽しみます。
詳細は次号でお知らせしますが、ぜひ4月2日を空けておいてください!

◎死の体験旅行 2月15日(水)、3月22日(水) 豊島区 金剛院

◎ちくせん・神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)
      ・神之木地区センター笑いヨガ 2月13日(第2月)10時30分
      ・十日市場地区センター笑いヨガ 2月20日(第3月)・2月27日(第4月)

2017年1月号 [和庵だより]

◇ お師匠さま、はじめました ◇

 「お坊さんになるには、どうしたら良いですか?」という質問を時々受けます。日本ではお寺に生まれてお坊さんになるケースが多く、私のように一般家庭出身は珍しいので質問が来るのだと思います。宗派によって状況は様々ですが、なかなか狭き門であるというのが実情で、そういった話をすると諦めてしまう方がほとんどです。

 昨年の春ごろ、そういった問い合わせがありました。いつも通り狭き門であることをお話ししたのですが、その方はすでに色々調べたり動かれたりしていました。また、なごみ庵の行事にも継続的に足を運んでくれ、本気であることを充分に感じさせてくれました。

 こういった経緯があり、私のもとで学んで頂くことになりました。とは言え、小さな なごみ庵では職員として雇えるわけではなく、あくまで一般の生活を続けながら、仏教の勉強をしたり、読経や作法などを学んでいくという形です。

 一般にこの関係性は「師匠と弟子」となると思います。ただ浄土真宗では宗祖 親鸞聖人が「親鸞は弟子一人も持たずそうろう」と仰っています。それは、阿弥陀仏の前では人は誰も平等であるということを意味し、だから聖人は念仏の人々を「御同行・御同朋」と呼ばれました。

 しかし、やはり人に説明する際は「師匠と弟子」という言葉が伝わりやすいので、便宜上そう表現しています。けれど色々とお伝えしていく中で、私も改めて考えさせられ、気づかされ、学ばせて頂くことが多々あります。そういった意味では、お互いがお互いの師匠であり弟子です。

 師匠として迎える初めての一年、実り多いものにしたいと思います。


△ お 知 ら せ △

@ピックアップ「イキイキ長いきの会」
なごみ庵で毎月第1金曜日の14時から行っている「イキイキ長いきの会」。名前だけでは何をするのか分かりにくいのですが、この会は坊守が指導者になり、まず最初はラジオ体操で体をほぐします。最近は各地の方言バージョンがあり、熊本弁ラジオ体操が人気です。

その後、もともと舞台女優である坊守が、役者としての呼吸法や発声法をレクチャー。時にはアナウンサーのように早口言葉も練習します。

体もノドも暖まり、最後にお経(重誓偈)を皆で朗々と響く声で読みます。その後の茶話会も、やはり普段よりも声量が豊かになっているようで、とても賑やかで楽しく過ごしています。

@脳トレ遊具の募集について
春ごろスタートを予定している、脳トレに良いと言われているゲームをしながら親睦を深める会ですが、少しずつ遊具が集まっています。

西川さまからは将棋盤、岡本さまからは碁盤、馬場さまからはトランプを届けて頂きました。また、住職の友人である臨済宗僧侶は仏教的なゲームを開発しており、そこから「檀家」という名前のゲームを仕入れました。なかなか面白いので、皆さんと遊ぶのが楽しみです。

◎課外活動
・神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分
 1月は10日(第2金)と17日(第3金)になります。
・神之木地区センター笑いヨガ 1月9日(第2月)10時30分
・十日市場地区センター笑いヨガ 1月23日(第4月)
                1月30日(第5月)

2016年12月号 [和庵だより]

◇ 「高座バトル」の顛末 ◇

 先月お伝えしました「高座バトル」、無事に終えることができました。なごみ庵からも大勢の応援の方が駆けつけて下さいました。

 昼の部と夜の部それぞれテーマが決まっていて、昼は「品」というテーマです。東急大井町線に「九品仏(くほんぶつ)」という駅がありますが、仏教ではこの文字を「ほん・ぼん」と読みます。駅の近くに浄真寺というお寺があり、ここにある九体の阿弥陀如来像が駅名の由来です。

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 「九品来迎」という、その人の生き方や信仰心で、死に際のお迎えが変わるという思想の説明をし、さらに私が経験した小さなお子さんの葬儀の話をさせて頂きました。


 そして夜のテーマは「貧」です。貧困家庭支援活動の「おてらおやつクラブ」の説明をし、また四年前に私が三重県の本山で経験した、仏さまや菩薩さまの化身に出逢ったような経験をお話しいたしました。
 珍しい場への登壇で久々に緊張をしましたが、落語家さんの話芸の巧さや、日蓮宗の説教高座の造りなど、学びや気づきの収穫が数多くあり、本当に素晴らしい経験をさせて頂きました。


◇脳トレ遊具の募集
 なごみ庵では来年から、将棋や囲碁、オセロやトランプなど、脳トレに良いと言われているゲームをしながら親睦を深める会を計画しています。
 もし皆さまのご家庭に使わなくなった遊具があれば、ぜひ使わせて頂きたいと思います。すでにNさんからはステキな将棋盤を頂きました。何かご寄付を頂ける方は、どうぞご一報ください。


△ お 知 ら せ △

@自死者追悼法要「いのちの日 いのちの時間 東京」ご案内
毎年12月1日に行われる法要、今年は浄土宗大本山 増上寺さまにて厳修されます。
詳細はお問い合わせ下さい。また、この情報を必要とされている方に、どうぞお伝えください。
申し込み無しでのご参加も可能です。

@報恩講 ご案内
12月11日(日)13時より報恩講法要をお勤めいたします。
ご講師にお招きするのは、住職が師と仰ぐ本願寺派 万行寺住職の本多靜芳先生です。
10年以上前になりますが、私が築地本願寺の東京仏教学院で学んでいた際、教師と生徒という間柄で出逢いました。
武蔵野大学 元助教授で、著書も多数あり、ピリリと目が覚めるご法話です。
年内最後のご法座、ぜひ聴聞にいらしてください。

@二歳参り(ふたとせまいり) ご案内
大晦日の夜22時頃ごろから軽く食事をしたり歓談しながら時を過ごし、日付が変わる直前の23時55分ごろから短いお経をお勤めし、年の変わる瞬間をお経とお念仏とで過ごします。準備の都合上、可能な限りお申し込みをお願いいたします。

◎課外活動 神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)
        神之木地区センター笑いヨガ 12月12日(月)10時30分


2016年11月号 [和庵だより]

◇ 落語と説法 ◇

 同封のチラシの通り、十一月十九日(土)に開催される「高座バトル」というイベントに出演させて頂くことになりました。なぜお寺を会場に、落語家と僧侶が高座に上がって話をするのか。不思議に思われた方もいらっしゃるかもしれません。実は落語と仏教には、深い因縁があるのです。

 落語の祖と言われているのは、戦国末期〜江戸初期の浄土宗僧侶、安楽庵策伝。策伝は、真面目な説教だけではお寺に集まった人々が眠気をもよおしてしまうと思い、まずは滑稽話で目を覚まさせてから説教をしたそうです。その滑稽話を『醒睡笑』という書物にまとめました。その楽しい部分が発展し、落語になったと言われています。

 なごみ庵で以前落語家さんをお招きした、その打ち合わせの時。「高座が無ければ落語にならない」と仰いました。それぐらい落語に高座は付き物ですが、これも元々はお寺の本堂で使うものです。儀式の際は導師が仏さまに向かってそこに上がり、法要を司ります。そして説教の際は参拝者の方に向かってそこに上がり、法を説くのです。……ということで、落語と仏教の因縁、ご理解頂けたでしょうか。

 落語家と僧侶、どちらも人さまの前で話をする機会が多い立場です。しかし「青は藍より出でて藍より青し」ではありませんが、落語家は「噺家」と呼ばれるほどその道に長け、話芸では他の追随を許しません。バトルと銘打たれてはいますが、勝ち負けを決めるわけではなく胸を借りる気持ちで準備をしています。また「高座バトル」ではお題を決めて話をします。今回のお題は「品と貧」。さて、どんな話をしましょうか……?


△ お 知 ら せ △

@高座バトル(落語家と僧侶のトークライブ)in中目黒に出演!
表面に記入の通り、また別紙同封チラシの通り、11月19日(土)に3名の落語家と2名の僧侶が話芸で対決する「高座バトル」に出演させて頂くことになりました。
ぜひ応援にいらしてください!

@自死者追悼法要「いのちの日 いのちの時間 東京」
毎年12月1日に行われる法要、今年は浄土宗大本山 増上寺さまにて厳修されます。
例年百五十名前後のご遺族が参加され、スタッフはお茶入れから道案内にいたるまで、全てボランティアの僧侶が務めます。報道などは全てシャットアウトして、ご参加の方々が亡き大切な方を偲んで手を合わせる時間をお守りしています。
詳細はお問い合わせ下さい。また、この情報を必要とされている方に、どうぞお伝えください。

@報恩講 ご案内
別紙の通り、12月11日(日)13時より報恩講法要をお勤めいたします。
ご講師にお招きするのは、私が師と仰ぐ本願寺派 万行寺住職の本多靜芳先生です。武蔵野大学 元助教授、著書多数。ピリリと目が覚めるお話です、ぜひ聴聞にいらしてください。

◎課外活動 神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)
※神奈川地区センター写経会 東神奈川駅、仲木戸駅から徒歩6分の神奈川地区センターで
 写経会を開催します。11月8日・22日・12月13日・27日(全て火曜)18時30分
 から19時30分まで。申し込みは地区センターまで。 045−453−7350


2016年10月号 [和庵だより]

◇ 宗派を超えた法話会 ◇
 未来の住職塾サンガ(卒業生会)の年に一度の「集い」が、香川県の善通寺さまで開催されました。私は会長ということで、遠方での開催なのに全体の取り仕切り役をを買ってしまい、準備にはとても苦労しました。

 さて、目玉企画は参加僧侶による法話リレーです。一人十分の持ち時間で次から次へと登壇。東寺真言宗・曹洞宗・浄土宗・浄土真宗本願寺派・真宗高田派・単立の六宗派、十一名の僧侶がエントリーしました。

 法話会そのものは珍しくないかもしれませんが、これだけバラエティに富んだ宗派の僧侶が続けて話すのは珍しいでしょう。それぞれの宗派らしい内容あり、御詠歌あり、坐禅指導ありと盛りだくさんでした。地元の新聞に掲載して頂いたお陰で、多くの聴聞の方もお見えになりました。

 どなたの法話も特徴が出ていて素晴らしかったのですが、私が一番感銘を受けたのが、福岡の浄土真宗本願寺派 西法寺ご住職 西村達也さんのお話でした。ご自身が、ごくごく初期だけれどもガンの告知をされたこと。初期ということもあり、医師の前では「法話の題材にしてやりますよ」と笑い飛ばしたものの、その日からまんじりとせず、数ヶ月経ってようやく落ち着いてきたことなど、〝いのち〟の本質を聴かせて頂きました。

 初期ですら人はこれだけ動揺するのですから、余命宣告はどれほどの衝撃でしょうか。僧侶の役割は死後だけではありません。生命の宣告を受け苦悩する人がいれば、その方の苦しみに耳を傾け、共に歩めるような僧侶でありたい。改めてそう感じました。


△ お 知 ら せ △

@お坊さんQ&A hasunoha(ハスノハ)ついに出版!
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9月21日、ついにhasunohaが1冊の本になり、私の回答も3つ掲載されました。ご注文の際は同封のチラシをご参照ください。なごみ庵にも若干部数ございます。

@坊守(お寺の奥さん)出演舞台のお知らせ
先月お知らせした通り、10月14日〜19日まで下北沢で舞台『片鼻』の公演があります。
観覧ご希望の方は、なごみ庵までご連絡ください。

@秋の日帰りバス旅行with甚行寺さま
別紙の通り、10月28日(金)鎌倉方面へ参ります。秋の一日、ご一緒しませんか。

@高座バトル(落語家と僧侶のトークライブ)in中目黒に出演!
11月19日(土)、3名の落語家と2名の僧侶が話芸で対決。詳細次号!

@自死者追悼法要「いのちの日 いのちの時間 東京」
毎年12月1日に行われる法要、今年は浄土宗大本山 増上寺さまにて厳修されます。詳細はお問い合わせ下さい。また、この情報を必要とされている方に、どうぞお伝えください。

@ほうおんこう ご案内
12月11日(日)13時より。ご講師にお招きするのは、私が師と仰ぐ本願寺派 万行寺住職の本多靜芳先生です。武蔵野大学 元助教授、著書多数。ピリリと目が覚めるお話です。

◎課外活動 神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)


2016年9月号 [和庵だより]

◇ 悲しい時に悲しむ大切さ

 オリンピックの応援でひときわ暑い夏を過ごした方も多かったのではないでしょうか。ふと気になったのは、メダルや上位を期待されながらも不本意な成績になった選手の自責や謝罪の言葉です。中でも選手団団長を務めた女子レスリングの吉田沙保里選手の言葉は、痛々しいほどの責任感と落胆に染まっていて、強く印象に残りました。

 もっとも五十年前の円谷幸吉選手の時代と違い、吉田選手を責めるような人は誰もいません。コメンテーターも街行く人も「立派な銀メダル」「素晴らしい戦績」「謝らないで胸を張って欲しい」と口にします。これはもちろん選手をいたわり讃える素晴らしい言葉なのですが、反面「悲しみたい」という本人の気持ちを否定することに繋がる可能性もあります。

 私の知人僧侶が早くに奥さまを亡くされました。多くの参列者を幼い一人娘とお迎えすると、誰もが「悲しんでいたら奥さんが安心できませんよ」「お嬢さんがいるんだから泣いてちゃダメ」と励ましの言葉をかけてくれたそうです。

 私は参列できなかったのですが、きっとそのようなことになっているだろうと思い、式の後に電話をしました。そして気持ちを吐き出すこと、涙を流すことを大切にして欲しいと伝えました。するとその方は「誰もが泣くなと励ましてくれたが、泣いて良いと言ってくれたのは君だけだ」と言い、受話器の向こうから嗚咽が聞こえてきました。

 「自分を責めないで」も「泣かないで」も相手をいたわる言葉です。でもどこかに「悲しむ相手を見たくない」という自分のための気持ちもあるのではないでしょうか。悲しむ相手と同じ気持ちになって寄り添う、仏さまの「同悲・同治」のお心をわずかでも見習いたいものです。


△ お 知 ら せ △

@秋彼岸のご案内 「親と子の読み聞かせ 絵本に学ぶ仏さまの教え」
9月19日(月祝)10時30分より、秋彼岸法要をお勤めいたします。
法要のあと、坊守による絵本『おおきな木』の朗読があり、そのあと住職による絵本にちなんだ法話、そして茶話会です。
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法名用箋を同封しましたので、法要での奉読ご希望の方は記入の上、当日お持ち頂くか、事前に郵送・ファックス等でお送りください。
個別のお彼岸法要をご希望の方は、お早めにご連絡をお願いします。

@十日市場地区センター 終活講座
9月24日(土)15時30分より、横浜線十日市場駅より徒歩5分の地区センターで、お墓の話を中心とした講座を開催します。申込先:045−981−9573

@坊守(お寺の奥さん)出演舞台のお知らせ
10月14日〜19日まで下北沢で舞台の公演があります。詳細は別紙ご参照ください。

@ほうおんこう ご案内
浄土真宗のお寺でもっとも大切な報恩講法要、少し気が早いですが今年は12月11日(日)13時です。今年は私がぜひ法話をお聴きしたい先生にお願いすることができました。 来月には詳細がご案内できると思いますが、ぜひぜひ手帳に予定を書き入れておいてください。

◎課外活動 神之木地区センター笑いヨガ…9月12日(月)10時30分
      神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)


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