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2018年1月号 [和庵だより]

◇ いのちの先生 ◇

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今年は戌年ということで、坊守の実家で飼っている柴犬の写真を載せてみました。しかしこの写真、実は前回の戌年の頃に撮ったものです。当時3歳と若々しかったタロも、今では15歳のおじいちゃんとなり、「老い」ということを教えてくれています。

犬、猫、ウサギ、熱帯魚などペットを飼っている方も多いと思います。私の知人に獣医を兼業している異色の住職がいますが、お盆・お彼岸・報恩講…どの法要よりも、ペットの追悼法要が最も参拝者が多くなるのだそうです。


人間よりもペットの法要の方が盛大なのは笑い話のようでもありますが、もの言わぬ動物だからこそ愛情もひときわ深くなるようです。また、単に愛情を注ぐ相手というだけでなく、ほとんどが人間よりも寿命の短い動物たちだからこそ、いのちの尊さ・儚さ・大切さを私たちに教えてくれているように感じられます。

昨年、ある宗派で「ペットは極楽浄土に往生できるのか」という論争が巻き起こりました。言い換えると「ペットは成仏できるのか」ということです。私は、私たちに いのちの尊さ・儚さ・大切さを教えてくれる存在は、善知識、つまり尊い存在と言えると思います。尊い存在であるのなら、私を導く仏さまと捉えることも出来るのではないでしょうか。

また、「いただきます」という食事の言葉も、食卓に並ぶ「いのち」を尊ぶ言葉です。お正月でご馳走が続くかもしれませんが、そんな時こそ気持ちを新たに「あなたの〝いのち〟をいただきます」と手を合わせてみてはいかがでしょうか。


△ お 知 ら せ △
◎イキイキ長いきの会 1月5日(金)14時
毎月第1金曜日に開催されているイキイキ長いきの会。舞台女優の坊守の指導によりストレッチや呼吸法、発声練習を行い、イキイキ元気な生活を目指します。どうぞご参加ください。

◎芥川賞 発表 1月16日(火)
なごみ庵の予定ではありませんが、「自死・自殺に向き合う僧侶の会」で一緒に活動しているインド在住の女性僧侶、石井遊佳さんの初の小説が昨秋「新潮新人賞」を受賞しました。そしてその勢いで、なんと芥川賞候補にノミネート! 発表日はドキドキしながら過ごすことになりそうです。

【報告】いのちの日 いのちの時間 東京 12月1日
今年は築地本願寺の蓮華殿で開催された自死者追悼法要、大きなお堂がいっぱいになるほどのご遺族、また超宗派の僧侶が集まり、亡き方々への追悼の時間を過ごしました。

【報告】報恩講法要 12月10日
テレビや雑誌、出版などで大活躍の僧侶 大來尚順さんをご講師にお招きいたしました。1時間のご法話は20分ずつの3部構成で、ご自身の留学の経験やテレビ収録のウラ話などを交えつつ浄土真宗の教えをお話し頂きました。

◦死の体験旅行 1月15日(月)19時 豊島区 金剛院
◦自死ご遺族分かち合い 1月25日(木)10時30分 築地本願寺
◦神之木地区センター写経会 毎月第1・3火曜18時30分(変更の場合あり)
◦神之木地区センター笑いヨガ 1月8日(月)10時30分

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なごみ庵だより12月号 [和庵だより]

◇ 『英語でブッダ』 ◇

 今回のタイトルは、12月10日の報恩講のご講師、大來尚順さんが扶桑社から出された書籍のタイトルです。大來さんは日本の大学を卒業後、アメリカに渡って仏教を学び、ハーバード大学神学部で研究員を経た後に帰国されました。

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 「え? アメリカで仏教?」と思われるかもしれません。確かに「多くの人が信仰している宗教」という意味で言えば、アメリカはキリスト教、仏教は日本やタイなどアジアの国々というイメージです。しかし仏教を学問として研究するのは、欧米の方が進んでいるとも言われます。

 なにはともあれ帰国した大來さんは、宗教書の翻訳や、タイトルのような著作活動を精力的に行っています。ではちょっと『英語でブッダ』を開いてみましょう。

 平家物語で有名な「諸行無常」は「everything is changing」と訳されています。全てのもの(everything)が、変化し続ける(changing)という非常に明解で分かりやすい翻訳です。

 また、浄土真宗で大切な言葉「他力本願」は、「他人の力をあてにすること」という誤った解釈が広まってしまっています。文字を見れば誤解するのも仕方の無いことかな、と思いますが、英語では「primal vow by other power」となり、機械的に翻訳すると「他の力による原初の誓い」となります。「原初の誓い」という言葉が目に入り、誤解が生じにくくなります。

 さらに正確な表現になると「original vow to save sentient beings by Amida's other power」となり、「阿弥陀の力によって衆生を救う独創の誓い」となり、誤解をする余地がまったく無くなります。

 分かっているようで分かりにくい仏教の様々な言葉や教えも、英語を通すことでかえって理解しやすくなるということがあります。ぜひ報恩講で大來さんのご法話をご聴聞ください。


△ お 知 ら せ △

◎いのちの日 いのちの時間 東京 12月1日(金)16時開式 築地本願寺
例年通り12月1日、超宗派の僧侶による自死者追悼法要が厳修されます。
この情報を必要としている方がいらっしゃいましたら、どうぞお伝えください。

◎プレオム劇の朗読ライブ 12月5日(火)19:30 / 6日(水)14:00/19:30 吉祥寺
坊守(お寺の奥さん)出演の朗読ライブ。お申し込みは なごみ庵まで。

◎報恩講法要 12月10日(日)13時 なごみ庵
浄土真宗のお寺で最も大切な法要、報恩講(ほうおんこう)。
ご講師は、テレビや新聞、雑誌で大活躍の大來尚順さんです。お聴聞ご希望の方は、どうぞお寺まで出欠のご連絡をお願いします。

◎訪問介護員中央研修会 出講 12月19日(水) 茨城県水戸市

◎お坊さんが話す終活のホンネ 出講 12月25日(月) シニアステーション田園調布

◎二歳参り 12月31日(日)22時ごろより なごみ庵
大晦日の夜を皆さんと歓談させて頂き、年の変わり目は短いお経とお念仏で過ごします。
準備の都合上、なるべく参加のご連絡をお願いいたします。

◦死の体験旅行 12月18日(月)19時 豊島区 金剛院
◦自死ご遺族分かち合い 12月28日(木)10時30分 築地本願寺
◦神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)
◦神之木地区センター笑いヨガ 12月11日(月)10時30分

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2017年11月号 [和庵だより]

◇ ロボット僧侶!? ◇

 夏に開催されたエンディング産業展で、最も注目を浴びたのはロボット僧侶でした。SoftBankが販売している人型ロボットのペッパーに僧衣を着せ、読経をしたり木魚を叩いたりという姿が面白かったのか、テレビでも何度か放映されたようでした。

 テレビやネットで様々な意見が出ていましたが、流石に現時点で自分や家族の葬儀にペッパー僧侶をお願いしたい、という声は聴かれませんでした。しかし将来もっと技術やAIが発達したら、人間の僧侶よりも良い説法などをするのではないか、といった意見にはなるほどと思いました。

 ただ、どうしてもロボットには人間と異なる部分があります。それは「死」です。
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 仏教は、2500年前にお釈迦さまが老病死への恐怖を抱いたことが出発点です。ロボットももちろん故障したり壊れたりすることはありますが、部品を交換したり、新しい機体にデータを移すことが出来るでしょう。なのでおそらく、人間が老病死に感じるような恐怖、つまり自分という存在が消え、また人々の記憶から消え去ってしまうのではないかという恐怖を、機械であるロボットは感じ得ないのだと思います。

 僧侶が、葬儀や法事などのセレモニーで、お経を上げるだけの機械のような役割しか果たさないとしたら、それこそ機械に取って代わられることもあるかもしれません。けれど、人間として互いに苦悩を抱え、一緒に悩んだり、悲しんだり、励ましたり、笑ったりという役割を、生身の僧侶だから持ち得るのだと思います。

 なごみ庵の山号「倶生山」には、「倶(とも)にこの世を生きる」という意味が込められていて、私は縁ある方の伴走者でありたいと思っています。そしてこの世の縁が尽きた時は「倶に浄土に生まれる」仲間でありたいとも思っています。


△ お 知 ら せ △

◎寺フェスin YOKOHAMA 11月11日(土)9時〜16時 妙蓮寺
東横線 妙蓮寺駅前の妙蓮寺さまで寺フェスが開催されます。広い境内では七五三法要やヨガ体験、マジックショーやバルーンショー、写経、写仏、お坊さんカフェ、日蓮宗独自の水行体験など盛りだくさんです。私も僧侶向け講座の講師として、会場に行っています。

◎ひとり暮らしの会 11月21日(火)11時 なごみ庵 参加費1000円
5月から久しぶりの開催です。お昼ご飯をご一緒しながら、交流を深めます。
準備の都合上、4日前の11月17日までにお申し込みください。

◎いのちの日 いのちの時間 東京 12月1日(金)15時受付開始 築地本願寺
例年通り12月1日、超宗派の僧侶による自死者追悼法要が厳修されます。
この情報を必要としている方がいらっしゃいましたら、どうぞお伝えください。

◎プレオム劇の朗読ライブ 12月5日(火)・6日(水) 吉祥寺
坊守(お寺の奥さん)出演の朗読ライブ、詳細は別紙ご覧ください。

◎報恩講法要 12月10日(日)13時 なごみ庵
浄土真宗のお寺で最も大切な法要、報恩講(ほうおんこう)。詳細は別紙ご覧ください。

◦死の体験旅行 11月20日(月)19時 豊島区 金剛院
◦自死ご遺族分かち合い 11月22日(水)10時30分 築地本願寺
◦神之木地区センター写経会 毎月第1/3火曜18時30分(変更の場合有)
◦神之木地区センター笑いヨガ 11月13日(月)10時30分

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2017年10月号 [和庵だより]

◇ 西へ東へ ◇

 九月は東奔西な日々でした。
 まず二〜三日は飛騨高山へ。真宗大谷派のお寺で、親鸞聖人七百五十回遠忌と住職継職法要という記念の行事に、おてらしばい「恵信尼ものがたり」でお招き頂きました。新横浜から高山は4時間以上かかりますので前日入りをし、山奥にある宿で一泊。夜はかすかに虫の声が響くだけの静けさで、翌朝外に出ると「クマに注意」の看板にビックリ。

 六〜七日は金沢に。最近テレビや新聞でもよく「未来の住職塾」が取り上げられるようになりましたが、縁あって卒業生会の会長をさせて頂いています。今回は年に一度の卒業生の集いで、石川県で並外れた活躍をする二人の僧侶に講演をお願いしての研修旅行です。
 お一人は限界集落を見事に復興させた高野誠鮮さん、もうお一人は社会福祉法人 佛子園理事長の雄谷良成さん。多いに刺激を受けました。

 二十日には奥多摩。町の福祉保健課からの依頼で、自死対策ゲートキーパー養成講座の講師として行って参りました。せっかくの遠出ですので手前の駅で降りて散策。人っ子一人いない山道を気持ちよく歩いていたら…「マムシ・クマに注意」という看板が。まさか月に二度もクマにおびえることになるとは思いませんでした。
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 やはり秋は行事が多く、十月も外に出る機会が増えそうです。
ご用の方は、どうぞご連絡頂いてからご来庵ください。


△ お 知 ら せ △

◎甚行寺さま合同バス旅行 10月27日(金)
毎年10月恒例、甚行寺さまとの合同バス旅行は「小江戸 川越」です。
詳細は別紙をご覧ください。

◎いのちの日 いのちの時間 東京 12月1日(金)
今年も自死者追悼大法要「いのちの日 いのちの時間 東京」が開催されます。
日程は例年同様12月1日、今年は金曜日になります。時間も例年通り15時ごろからの受付開始になると思いますが、詳細は次号でお知らせいたします。
会場は築地本願寺です。この情報を必要としている方がいらっしゃいましたら、どうぞお知らせください。

◎ほうおんこう法要 ご案内 12月10日(日)13時
浄土真宗のお寺で最も大切な法要、ほうおんこう(報恩講)が今年も近づいてきました。
今年のご講師は、各方面で大活躍している大來尚順さんです。詳細は次号をお待ちください。

◎死の体験旅行 10月23日(月)19時 豊島区 金剛院

◎自死ご遺族分かち合い 10月26日(木)10時30分 築地本願寺

◎神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)

◎神之木地区センター笑いヨガ 10月2日・11月13日 いずれも月曜10時30分

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2017年9月号 [和庵だより]

◇ お客さまfromポーランド ◇

 ある暑い夏の日、波蘭土(ポーランド)からお客さまがやってきました。
とは言っても急にいらしたわけではなく、知人の紹介です。日本の寺院について調べている方で、特に宗教離れで寺院が減少する時代に、新しくお寺を興す活動について調べているとのこと。なごみ庵は適任ですので、私と坊守、それぞれお話しをさせていただくことになりました。

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 当日やってきた方は、見た目は「欧米の女性!」という感じですが、とても日本語が堪能で、特に仏教用語に精通しており、最初は「この言葉は分かるかな…」と探り探り話していましたが、何を言っても通じますので、安心して話すことができました。
 こうしたインタビューを受けるのは、相手のためだけではありません。特に雑誌や新聞ではなく、学術調査のインタビューの場合、疑問に思ったことを深く追求してきます。それは転じて、私がなぜ僧侶として生きているのか、なぜお寺を興そうとしているのか、自分は仏教のどこに魅力を感じているのか、などなど自分を見つめ直す機会にもなります。
 また、最近ヨーロッパでの公教育で宗教はどう扱われているのか非常に興味を持っていましたので、私からの逆インタビューもしました。
 日本では総じて「宗教には触れない」という姿勢ですが、欧米(国にもよりますが)の学校は宗教について教える義務があり、生徒は学ぶ自由・学ばない自由があるそうで、日本も見習うべきだと感じました。


△ お 知 ら せ △

◎秋のお彼岸法要について

先月お知らせの通り、9月24日10時30分から、秋のお彼岸法要をお勤めいたします。
法名読み上げご希望の方は、今月号同封の法名用紙に故人さまのお名前や法名をご記入頂き、当日お持ちいただくか、事前にFAXなどでお送りください。尊前にお供えし、お名前を奉読させていただきます。

恒例の絵本はノスタルジックな作品『つみきのいえ』です。
映画版はアカデミー賞の短編アニメ賞を受賞した初の邦画で、その作品がそのまま絵本になったものです。子どもだけでなく大人も楽しめ、心にジンと来る不思議な絵本を坊守が朗読し、その内容について住職が法話をさせていただきます。

◎毎日新聞(ほぼ)全国版掲載!
8月22日(火)の毎日新聞、関西と四国を除く全国版に、住職の活動が掲載されました。
もし購読していて残っていましたら、お目通しいただければ幸いです。

◎死の体験旅行
 9月25日(月) 豊島区 金剛院

◎自死ご遺族分かち合い
 9月28日(木)10時30分 築地本願寺

◎神之木地区センター写経会
 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)

◎神之木地区センター笑いヨガ
 9月11日(月)・10月2日(月)いずれも10時30分

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2017年8月号 [和庵だより]

◇ 不思議な花たば ◇

 夏の初めのころ、年配の女性のご葬儀がありました。式場に着くと、ご本尊・遺影・棺…そしてそれらを花の祭壇が取り巻いていました。

 ご葬儀のお花ですからあまり派手な色ではなく、落ち着いた色彩で飾られています。しかし祭壇の手前にポツンと、ヒマワリなどが入った賑やかな花束がおいてあり、明らかに浮いた雰囲気になっています。
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 「なんだろう?」そう思いつつ近づくと、その花たばにはメッセージカードが添えられていて、幼い子の文字で
「おばあちゃん おたんじょうび おめでとう」
そして男の子の名前が書いてありました。

 葬儀社の方に聞くと、その女性は誕生日の前日に亡くなったそうです。
 親族控え室に行くと、五〜六歳の男の子が走り回っていました。私はしゃがんで男の子を手招きし、「おばあちゃんにお花をプレゼントしたの?」と聞くと、少し照れながら「そう!」と答えてくれました。ひいおばあちゃんの誕生日に、花をプレゼントするのを楽しみにしていたそうです。

 やがて葬儀が始まると、男の子は最前列に座っていました。
「○○さんは命を終え、お浄土へと旅立って行ってしまいました。けれどこの世で亡くなった日、おばあちゃんは仏さまの世界で、仏さまとして生まれました。だから今日は悲しくて寂しいけれど、おばあちゃんが皆さんを見守ってくれる仏さまになった誕生日でもあります」

 どこまで理解してくれたか分かりませんが、彼はじっと話を聞いていてくれました。おばあちゃんは仏さまとなって、さっそく家族を、とりわけひ孫である彼のこころを育ててくださっているようでした。


△ お 知 ら せ △

◎「イキイキ長いきの会」「笑いヨガ」復活!
坊守のお芝居の地方公演が続き、お休みが多かった「イキイキ長いきの会」と「笑いヨガ」ですが、8月から復活いたします! 楽しみにお待ち頂いていた皆さま、どうぞ一緒に声を出し、笑い、身体を動かしましょう。

◎お盆の法要について
なごみ庵で8月のお盆法要をお勤めいたします。法名読み上げご希望の方は、6月号同封の法名用紙にご記入の上、郵送または当日ご持参ください。
また、ご自宅や霊園などでのお参りをご希望の方は、早めにお寺までご連絡ください。
・8月のお盆法要 13日(日)10時30分〜

◎秋のお彼岸法要について
別紙の通り、9月24日10時30分から、秋のお彼岸法要をお勤めいたします。
恒例の絵本はノスタルジックな作品「つみきのいえ」です。
子どもだけでなく、大人も楽しめ心にジンと来る、不思議な絵本を坊守が朗読いたします。
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◎死の体験旅行 8月23日(水) 豊島区 金剛院

◎自死ご遺族分かち合い 8月24日(木)10時30分 築地本願寺

◎神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)

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2017年7月号 [和庵だより]

◇ 医療と仏教 ◇

 以前から多くの方々にお受け頂いている体験学習「死の体験旅行」。
 これはもともと欧米のホスピスのスタッフ向けに始まったものだと言われていますが、今回はついに病院での開催となりました。

 私は以前から、医療と仏教はもっと連携を深めるべきだと言い続けてきました。もちろん医療は素晴らしいものですが、しかしどれほど医療が進歩しても、「死」の問題は避けて通れません。そこに真正面から立ち向かえるのは宗教者をおいて他にいないと思っていますし、また世界の多くの国では医療機関に宗教者が勤務するのが常識となっています。

 さて、今回ご縁を頂いたのは、千葉県銚子市の島田総合病院。お受け頂くのは主に看護師さんで二十名。わざわざ休日に病院においでくださったり、夜勤明けでお疲れの方も参加してくださいました。

 普段の開催と違い、導入の部分では飛鳥時代からの医療と仏教の関係についてお話をさせて頂き、いよいよワークショップ本編に。

 最初はやはり医学的な知識がある影響か、皆さん冷静に受講されていましたが、いよいよ自分自身の死を直視する終盤になると、堰を切ったように涙を流す方が多くいらっしゃいました。

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 その様子を見ながら、ある医師の「医療者は『人は死ぬ』ことを現実として知ってはいる。しかし『自分や家族が死ぬ』ことを一般の方以上に受け止められるわけではないと思う」という言葉を思い出しました。

 そして受講の皆さんには、普段の仕事の中で忘れかけていた何か大切なことを受け止めて頂けたのではないか、そう感じました。


△ お 知 ら せ △

@長いきの会 お休みのお知らせ
坊守(妻)出演のお芝居の本番があり、6月に引き続きイキイキ長いきの会がお休みです。
間違えてお出かけにならないよう、どうぞご注意ください。

◎お盆の法要について
なごみ庵では7月・8月ともお盆法要をお勤めいたします。
また、ご自宅や霊園などでのお参りをご希望の方は、早めにお寺までご連絡ください。
 ・7月のお盆法要 16日(日)10時30分〜
 ・8月のお盆法要 13日(日)10時30分〜

◎小冊子のご案内
お盆法要、7月8月の定例行事に出席の方には、以下の小冊子を差し上げます。
 ・マンガ「おぼんの おはなし」…みんなの仏教文庫 編
 ・「あなたに届けたい話2」…自死・自殺に向き合う僧侶の会 編

◎死の体験旅行 7月26日(水) 豊島区 金剛院
最近メディアに掲載が続き、予約が困難になっています。ご了承ください。

◎自死ご遺族分かち合い 7月27日(木)10時30分 築地本願寺

◎神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)

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2017年6月号 [和庵だより]

◇ 学生さん、いらっしゃ〜い ◇

なごみ庵の近くには神奈川大学があり、お寺の前の道路は登下校の時間帯、若い方たちであふれ返ります。今回ひょんなことから、その学生さんがフィールドワーク(実地調査)で当庵にいらっしゃることになりました。

引率の先生が当庵にご縁のある方なのですが、大学周辺の歴史ある行事や文化的な催し、珍しい活動をしている場や人のもとを訪れるという趣旨だそうです。その先生に率いられ、四名の学生さんがいらっしゃいました。

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私は僧侶としては珍しく、色々な活動を通じて若い方との交流が多い方ですが、それでも二十歳前後となると、なかなか接点がありません。また学生さんもお寺や僧侶に不慣れな様子で、それでも多くの質問を投げ掛けてくれました。

一般家庭出身の私がなぜ僧侶になったのかや、なぜ普通の住宅をお寺にしたのかという疑問や、お坊さんになるための修行や日々どのような生活をしているのかという質問。また、浄土真宗はどういった教えなのかという質問や、ワークショップ「死の体験旅行」を始めるきっかけなどもお尋ね頂き、当初の予定を過ぎ二時間ほど話をいたしました。

後日、各学生がまとめた資料が届きました。どのレポートもそれぞれの視点で書かれていて面白かったのですが、皆さんが なごみ庵に対して敷居の低さを感じ、お寺や僧侶にもっと気軽に接していいのだと気づかれたと書いてありました。

そうなのです、お寺はお年寄りだけが行く場所ではなく、また法事やお葬式だけのために行く場でもありません。大勢ではありませんが、若い方にその点が伝わったようで、とても嬉しいことでした。



△ お 知 ら せ △

@長いきの会・笑いヨガ お休みのお知らせ
お芝居の稽古と本番があり、坊守(妻)が担当している金曜日の行事がお休みになります。
間違えてお出かけにならないよう、どうぞご注意ください。
・長いきの会(第1金曜日)…6月・7月お休み 次回8月4日
・笑いヨガ(第4金曜日)…6月お休み 次回7月28日

◎お盆の法要について
なごみ庵では7月・8月ともお盆法要をお勤めいたします。暑い時期ではありますが、どうぞお参りください。お参りが難しい方は、同封の「法名用紙」にご記入の上、お送り頂いても結構です。
・7月のお盆法要 16日(日)10時30分〜
・8月のお盆法要 13日(日)10時30分〜
また、ご自宅や霊園などでのお参りをご希望の方は、早めにお寺までご連絡ください。短い期間に依頼が集中しますのでご希望に添えない場合もありますが、可能な限り善処いたします。

◎死の体験旅行 6月21日(水) 豊島区 金剛院
最近メディアに掲載が続き、予約が困難になっています。ご了承ください。

◎自死ご遺族分かち合い 6月22日(木)10時30分 築地本願寺

◎神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)

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2017年5月号 [和庵だより]

◇ 気持ちのリレー ◇
 ご縁の方に言われてようやく知ったのですが、横浜市広報の神奈川区版に、昨年十二月から継続して「おてらおやつクラブ」について掲載して頂いていました。毎月第2水曜日に、少しずつですが支援させて頂いていますが、五月はちょっと豪華になりそうです。
 この春、神戸と広島のそごうで「バウムクーヘン博覧会」が開かれ、そこで神戸スイーツ学会さんが募った寄附を元に、ユーハイムさんがたくさんのバウムクーヘンを提供してくださいました。
 多くの方の少しずつの善意が集まり、大きな流れになって、受け取る側も心が暖かくなる。なんだかとても良い、気持ちのリレーがつながっているように思います。
 今では色々なNPOや公益法人がありますが、お寺の元々の役割のひとつが、こうした善意を取りまとめ、必要な方に再分配していくものだったように思います。
 大きなことは出来ませんが、コツコツと続けていこうと思っています。
◇ お芝居のお知らせ ◇
 二〇一四年に坊守が出演し好評を博した「燐寸(マッチ)」が、各地の演劇鑑賞会に招かれ上演いたします。基本的に演劇鑑賞会の会員向けですが、一般向けチケットが若干出ますので、観劇ご希望の方は なごみ庵までお問い合わせ下さい。どの会場も一般五五〇〇円です。
・相模原 南市民ホール    六月十五日(木) 十九時  十六日(金) 十四時
・厚木 市民文化会館     六月三十日(金) 十四時・十八時三十分
・横浜 県民共済みらいホール 七月四日(火) 十九時  六日(木) 十三時
               七日(金) 十三時・十九時  八日(土) 十三時



△ お 知 ら せ △
@5月6日(土)〜7日(日) 寺社フェス向源
6日:中目黒の正覚寺さまでの開催
7日:京浜四大本山(増上寺・本門寺・川崎大師・総持寺)での開催
@5月16日(火)ひとり暮らしの会 参加費1000円
2月に開催した「ひとり暮らしの会」を再び行います。今回は季節のお弁当を食べながら、
自己紹介や近況報告をしつつ、お昼のひと時を過ごします。お弁当の予約がありますので、
4日前の5月12日までにお申し込みください。ひとり暮らしじゃなくても参加OK(笑)
◎お盆の法要について
なごみ庵では7月・8月ともお盆法要を厳修いたします。次号6月号に法名用紙と詳細を同封いたしますが、日程は以下の通りですので、どうぞご予定ください。
・7月16日(日)10時30分〜
・8月13日(日)10時30分〜
◎死の体験旅行 5月17日(水) 豊島区 金剛院
3〜4月は下記のメディアに掲載が続き、現在予約が困難になっています。ご了承ください。
掲載メディア:日経スタイル/朝日新聞埼玉版/AFP通信/婦人画報4月号
◎自死ご遺族分かち合い 5月25日(木)10時30分 築地本願寺
◎神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)


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2017年4月号 [和庵だより]

◇ 父の十七回忌 ◇

 三月六日は、私の父が亡くなって丸十六年の祥月命日で、十七回忌に当たる日でした。
 私はお寺ではなく在家(一般家庭)出身ですので、もちろん父も僧侶ではなく、自分で色々と商売をし、晩年は趣味と半々のような仕事をし、六十九歳で突然亡くなりました。

 私はその時すでに僧侶になっていましたが、突然の別れでしたので気が動転し、なかなか受け止めることが出来ませんでした。しかし通夜葬儀でお経を勤め、またそこから日々、父を思いながら朝の読経をする中で、少しずつ心が落ち着き、受けいれられたように思います。

 四年ほど前には、兄と慕う方、父と慕う方が続けて往生され、心にぽっかりと大きな穴が空いたような感覚を味わいました。しかしその時も毎朝のお勤めで亡き方を偲び、少しずつ受けいれていけたように感じます。


 いつもは葬儀やご法事で、他者の大切な方やご先祖さまを追悼する場に僧侶として立っています。しかし今回は自分の父ですから、僧侶でありつつ遺族でもあるという立場でした。

 そこで改めて感じたことは、亡き方を思い手を合わせる時、同時に自分の心も満たされていく感覚でした。つまり追悼とは、亡き方のためという気持ちを通じ、実は自分のために行っているのではないでしょうか。

 よく「子孫に迷惑をかけたくない」という言葉を聞くことがあります。しかしご本人にとって親や先祖の追悼は「迷惑」だったのでしょうか。

 少なくとも私にとっては、追悼の機会や場が無く、心のやり場が無くなってしまう方が「迷惑」に感じますが、皆さまはいかが思われますか?


△ お 知 ら せ △

@4月20日(木) 仏教井戸端トーク 19時 浅草にて
様々なテーマで聴衆からお題を頂き、それについて法話をする人気企画「仏教井戸端トーク」からお声を掛けて頂きました。しかし今回は「仏教用語禁止」というルールで、引き受けてしまったことを早速後悔しています。
困り果てるであろう私を、ぜひ応援にいらして下さい。

会場:緑泉寺(台東区西浅草1-8-5) 定員:30名 参加費:1000円


@5月6日(土)〜7日(日) 寺社フェス向源
毎年ゴールデンウィーク恒例の「向源」、今年は会場を中目黒の正覚寺さんに移しての開催です。超宗派の声明(音楽的なお経)の公演や、僧侶と脳科学者のトークショーなど、人気コンテンツがギュッと凝縮されています。もちろん私も「死の体験旅行」を開催します。

7日は京浜四大本山(増上寺・本門寺・川崎大師・総持寺)を会場とし、そのお寺・その宗派それぞれの体験や、僧侶による詳しい案内を受けることができます。


◎死の体験旅行 4月19日(満席)、5月17日(水) 豊島区 金剛院

◎自死ご遺族分かち合い 4月27日(木)10時30分 築地本願寺

◎地区セン・神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)
      ・神之木地区センター笑いヨガ 4月10日(月)10時30分

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