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死の体験旅行inブルーオーシャンカフェ [死の体験旅行]

「終活カフェ」として名高い、東京都江東区のブルーオーシャンカフェさんで「死の体験旅行」を開催させて頂きました。
http://blueoceancafe.tokyo

ブルーオーシャンカフェは本当に普通の…いえ普通よりもオシャレなカフェで、ランチやコーヒーも楽しめます。しかし、終活に関わる多種多様な取り組みを活発にされていて、以前か私も一度伺ってみたいと思っていました。今回色々とご縁が重なり、満を持してという感じでワークショップの開催となりました。

初めての会場なので早めに伺うと…
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名前通り「海」そしてハワイをイメージした爽やかな雰囲気のお店です。

通常営業終了後、お店の中をああしたり、こうしたりと工夫して、会場設営をします。
そして明かりを落としてワークショップが始まります…
今回も色々なお話を伺うことができました。

いつもとちょっと違うのは「カフェ」での開催なので、全体シェアの時にワンドリンクが出ること。
好きな飲み物を口にしながら、リラックスしてシェアリングが出来たような気がします。

またご縁が整えば、ぜひ開催させて頂きたいと思っています (^人^)

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2017年6月の法語 [月々の法語]

弥陀の回向成就して 往相還相ふたつなり
Amida has fulfilled the directing of virtue, which has two aspects: that for our going forth and that for our return.

今年の法語カレンダーは、2009年以来8年ぶりに、親鸞聖人の和讃(わさん)が題材になっています。和讃は七五調の和語の歌で、平安時代に流行した「今様(いまよう)」と形式は同じですが、仏・法・僧伽を讃嘆したものが特に「和讃」と呼ばれます。
また、カレンダーでは4行ある和讃の2行が記されていますので、まずは全体像をご紹介します。

弥陀の回向成就して 往相還相ふたつなり
これらの回向によりてこそ 心行ともに得しむなれ

<ことばの意味>
弥陀:阿弥陀仏のこと
回向:阿弥陀仏から私たちに向けられる働き
往相:私たち凡夫が、浄土に往き仏として生まれること
還相:仏として生まれた私たちが、この世に戻り人々を救い導くこと
心行:信心と念仏

<現代語訳>
阿弥陀仏が私どもに恵まれる働きはすっかり完成していて、浄土に向かわしめる働きと、再びこの世へ帰らしめる働きと、二つである。
これらの本願のお恵みによってこそ、信心も念仏も得させて下さるのである。

<私のあじわい>
突然ですが、亡くなった方はどこにいらっしゃると思いますか?
死んだら無になる、という人もいらっしゃるでしょう。
すぐそばで見守ってくれているという方もいます。 
お星さまになったという方もいます。
天国に行かれたという方もいます。
私の心の中にという方もいます。
空の彼方という方もいます。
草葉の陰という方もいます。
亡き方を思ってお墓で手を合わせる方もいます。
亡き方を思ってお仏壇で手を合わせる方もいます。
遠くにいるような、でも近くにいるような…
果たしてどこにいるのか、誰もハッキリとは分かりません。
誰も確かめることが出来ない以上、人によって曖昧になってしまいます。
kojin_omoide.png

では仏教では、浄土真宗ではどう説いているのでしょうか。
それは遥か西の彼方、十万億の国を越えた西方極楽浄土で、憂い苦しみの無い仏さまとしておわします、と説いています。これが「往相回向」という言葉で表されています。

しかし、遥か西の世界にいらっしゃると同時に、私たちの元に帰り来て、様々な手だてを講じて救い、導いて下さっているとも説いています。これは「還相回向」という言葉で表されています。

亡き方を思い出し、いのちの不思議に感謝する時、様々なご恩に気づく時、「見守っていてね」と勇気を奮い起こす時、いつかきっと会えるねと懐かしむ時、それは自分自身の頭の中だけの出来事ではなく、仏となった亡き方があなたに働きかけているのですよと説くのです。

最近、あちこちで「死生観」や「死生学」という言葉を耳にするようになりました。終活が流行り、私が開催する「死の体験旅行」に多くの人が集まりますが、元気なうちに「死」について考えるのは、健全なことだと私は思っています。

しかし、もう一歩進んで「死後観」も大切ではないかと私は思っています。死生観は様々な分野の方が口にしていますが、死後観は宗教者しか語ることが出来ません。

この世の〝いのち〟を終えた後の世界をどう捉えるのか、どう語るのか。曖昧なイメージを漠然と抱くのではなく、綿々と受け継がれてきた重厚な世界観を持つことが、どれだけ人を勇気づけてくれるだろうかと思います。

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オテラとオカネ [その他色々]

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ネットニュースで「公務員年収ランキング ワースト500」というものを見て驚きました。
東洋経済オンラインに掲載されているもので、文字通り全国1786自治体の公務員年収が、低い方から500件ランキングされています。
http://toyokeizai.net/articles/-/169489?page=2

ワースト1は、大分県の姫島村。平均年収415万円。
ワースト500は15自治体が並び、平均年収557万円です。
逆にトップランキングも出ていて、1位は東京都武蔵野市の737万円でした。
http://toyokeizai.net/articles/-/169297?page=2


で、何に驚いたかというと、このデータに比した僧侶の薄給さです。
お寺の収入のデータは少ないのですが、単一宗派としては日本最大の曹洞宗が、全国13645の寺院を対象に2014年度に行った調査結果がありました。

それによると、年間収入がゼロの寺院は658件
0〜10万円が506件
〜50万円が同じく978件
〜100万円がで1127件
〜300万円が最多で2444件
〜500万円が1796件
〜800万円が1630件

ここに上げた数字は「僧侶」ではなく「寺院」の収入ですので、ここから本堂の維持修繕費や境内の整備費、法要の行事経費などを差し引き、ようやく僧侶の給料が出ます。お寺の規模や住職の家族構成にもよりますが、「寺院」収入が800万円までだと専業で生活は厳しく、兼業して寺院を維持することになります。しかも僧侶には、定休日もお盆休みも正月休みも有給休暇もありません。

ここまでで曹洞宗寺院の67%ほどですので、「専業で運営できるお寺は全体の約3割」と言われる数字とほぼ合致します。


ちなみにアンケート結果は以下のように続きます。
〜1000万円が1005件
〜2000万円が1427件
〜3000万円が530件
〜5000万円が268件
5000万円以上が173件
また、無回答が1103件となっています。

ここで上げたように年間収入が多額の寺院もありますが、こうなると僧侶1人では手が足らず、他にお坊さんを雇うことになります。そうなれば僧侶や従業員の人数に応じて配分されますので、やはり極端に高額な給料を手にすることは難しくなります。

ここまでのデータを見て、俗に言う「坊主丸儲け」というのが先入観に左右された見方であることはご理解頂けたと思います。

ごく一部の裕福なお寺の行動に尾ひれ背びれ胸びれがついて、話が膨らんでいっている感があります。

また、自分より良い思いをしてそうな人を指弾してストレスを解消するような、人間の性があるのではないでしょうか。

経済的に恵まれていて、敬意を持てない僧侶もおります。
恵まれた環境にあって、人のために尽くす僧侶もいらっしゃいます。
生活が厳しいにもかかわらず、利他の精神で動く僧侶もおられます。

低きを非難して悦に入るより、高きを仰ぎ見て精進する方が、人を成長させてくれるのではないかと思いますが、いかがお感じになるでしょうか。

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2017年6月号 [和庵だより]

◇ 学生さん、いらっしゃ〜い ◇

なごみ庵の近くには神奈川大学があり、お寺の前の道路は登下校の時間帯、若い方たちであふれ返ります。今回ひょんなことから、その学生さんがフィールドワーク(実地調査)で当庵にいらっしゃることになりました。

引率の先生が当庵にご縁のある方なのですが、大学周辺の歴史ある行事や文化的な催し、珍しい活動をしている場や人のもとを訪れるという趣旨だそうです。その先生に率いられ、四名の学生さんがいらっしゃいました。

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私は僧侶としては珍しく、色々な活動を通じて若い方との交流が多い方ですが、それでも二十歳前後となると、なかなか接点がありません。また学生さんもお寺や僧侶に不慣れな様子で、それでも多くの質問を投げ掛けてくれました。

一般家庭出身の私がなぜ僧侶になったのかや、なぜ普通の住宅をお寺にしたのかという疑問や、お坊さんになるための修行や日々どのような生活をしているのかという質問。また、浄土真宗はどういった教えなのかという質問や、ワークショップ「死の体験旅行」を始めるきっかけなどもお尋ね頂き、当初の予定を過ぎ二時間ほど話をいたしました。

後日、各学生がまとめた資料が届きました。どのレポートもそれぞれの視点で書かれていて面白かったのですが、皆さんが なごみ庵に対して敷居の低さを感じ、お寺や僧侶にもっと気軽に接していいのだと気づかれたと書いてありました。

そうなのです、お寺はお年寄りだけが行く場所ではなく、また法事やお葬式だけのために行く場でもありません。大勢ではありませんが、若い方にその点が伝わったようで、とても嬉しいことでした。



△ お 知 ら せ △

@長いきの会・笑いヨガ お休みのお知らせ
お芝居の稽古と本番があり、坊守(妻)が担当している金曜日の行事がお休みになります。
間違えてお出かけにならないよう、どうぞご注意ください。
・長いきの会(第1金曜日)…6月・7月お休み 次回8月4日
・笑いヨガ(第4金曜日)…6月お休み 次回7月28日

◎お盆の法要について
なごみ庵では7月・8月ともお盆法要をお勤めいたします。暑い時期ではありますが、どうぞお参りください。お参りが難しい方は、同封の「法名用紙」にご記入の上、お送り頂いても結構です。
・7月のお盆法要 16日(日)10時30分〜
・8月のお盆法要 13日(日)10時30分〜
また、ご自宅や霊園などでのお参りをご希望の方は、早めにお寺までご連絡ください。短い期間に依頼が集中しますのでご希望に添えない場合もありますが、可能な限り善処いたします。

◎死の体験旅行 6月21日(水) 豊島区 金剛院
最近メディアに掲載が続き、予約が困難になっています。ご了承ください。

◎自死ご遺族分かち合い 6月22日(木)10時30分 築地本願寺

◎神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)

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いざ金沢! [その他色々]

ワタクシ、「未来の住職塾」の卒業生会、その名も「未来の住職塾サンガ」の会長を仰せつかっております (^人^)
http://www.oteranomirai.or.jp/juku/regular_course/

サンガでは毎年秋に「サンガの集い」と銘打って全国の会員が一堂に会する勉強会を行っていますが、今年は石川県の金沢市で開催することが決定しました。

発端は、あちこちで有名な浄土宗の井上広法さん(サンガ副会長)が、テレビ番組の「カンブリア宮殿」を見ていたときのこと。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2016/0721/

金沢市で社会福祉法人「佛子園」の理事をし、八面六臂の活躍をしている雄谷良成さんという方が日蓮宗の僧侶であることを知り、ぜひこの方にお話をお聞きしたい! と熱望したのがきっかけでした。


そんなわけで、役員他数名で現地の下見です。

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こちらがテレビでも紹介された、シェア金沢の入口に立つ案内板。
さまざまな施設の集合体です。


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新しい町「シェア金沢」の内部に入ると、まるでアメリカの田舎町のような木造の家々が並んでいます。この町で、高齢者、障害者、若者など多種多様な人々が、お互いに助けあい支え合いしながら暮らしています。


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こちらは佛子園の本部に併設された施設。
レストランに温泉施設、スポーツ施設、病院、保育園などなど表示され、お寺とは思えない複合施設になっています。


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こちらは少し離れた場所にある、廃寺となった寺を改装して造られた温泉施設&飲食店。


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本堂であった場所がカフェになっています。
かつてはご本尊が安置されていたであろう場所までもがお店の一部になっているのは、僧侶としては複雑な気分になりました。


ここまで駆け足でご覧頂いて、何がなんだか分からないと思われたのではないでしょうか。
あまりに大きな規模、多種多様な取り組みに、現地で視察した私たちにしても把握し切れていない状況です。

9月、全国から集まる「住職塾サンガ」のメンバーでどんな学びができるか、今から楽しみです。

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2017年5月の法語 [月々の法語]

大信心は仏性なり 仏性すなわち如来なり
The great entrusting heart is itself Buddha-nature.
Buddha-nature is none other than Tathagata.


今年の法語カレンダーは、2009年以来8年ぶりに、親鸞聖人の和讃(わさん)が題材になっています。和讃は七五調の和語の歌で、平安時代に流行した「今様(いまよう)」と形式は同じですが、仏・法・僧伽を讃嘆したものが特に「和讃」と呼ばれます。
また、カレンダーでは4行ある和讃の2行が記されていますので、まずは全体像をご紹介します。


信心よろこぶその人を 如来と等しと説きたまふ
大信心は仏性なり 仏性すなわち如来なり


<ことばの意味>
信心:阿弥陀仏より回向されたもの
如来:ほとけ、悟りをひらいた存在
等し:親鸞聖人は「(如来と)等し」と
   「(弥勒に)同じ」という使い分けをされる
仏性:仏のさとりそのものの性質

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<現代語訳>
信心をよろこぶ人を、如来と等しい人であると説く。
大信心は仏になる因子に他ならず、この因子そのものが如来なのである。


<私のあじわい>
先日、横浜市中区の三溪園に初めて行ってきました。存在は知っていたものの、近いせいかなかなか足が向かなかったのですが、何人かの方から「良いところよ」とお聞きし、重い腰を上げました。
http://www.sankeien.or.jp


三溪園は明治元年(慶應4年)生まれの実業家、原三溪によって造られた庭園ですが、まるで自然豊かな地方に旅行に行ったような気分を味わえ、「横浜市内にこんな場所があったのか!」と驚いてしまいました。


庭園も見事なのですが、原三溪が全国各地から移築した歴史的建造物も素晴らしく、国や市の文化財として指定されているものも多くあります。
紀州徳川藩の別邸であった建物や、織田信長の弟 有楽斎が建てた茶室や、白川郷の合掌造りの家など、国の重要文化財に指定されているものが多くあります。


その中に、大きくはありませんが、見事な彫刻が施された建物がありました。ボランティアのガイドさんに案内して頂いたのですが、その方がお堂の扉に彫られた彫刻を指して「何に見えますか?」とクイズを出してきました。


一般の方は「天女?」と答えるのでしょうが、私もそこはお坊さんの端くれ、「迦陵頻伽ですね」と答えたらガイドさんはビックリ! 種明かしに自己紹介をすると、納得をされていました。


さて、この建物、元々は京都の天瑞寺にあったもので、豊臣秀吉が病を患った母親のために建てた寿塔の覆堂です。寿塔とは生前に建てられた個人のお墓で、覆堂はそのお墓をカバーするお堂です。この覆堂が移築されたので、現在はお墓は剥き出しになっています。


なぜこの建物に注目したかというと、この覆堂が天下人であった豊臣秀吉が、母の病気平癒を願い、またおそらく死後も安泰であって欲しいと願って建てたものだという点です。ちなみに秀吉は、母の三回忌には京都の東寺の大塔と、大阪の四天王寺を再建していますが、これも死後の世界での安泰を願ってのものでしょう。


今も昔も、健康で長生きして欲しいという思いは当然あります。そして、死後の問題も決して見過ごすことはできません。仏教の言葉だと「後生の一大事」と言いますし、看取りの医師や看護師が、最期を迎える多くの方が、没後の不安(スピリチュアル・ペイン)に苦しめられると仰っています。


母親のためにこれだけのことをして、秀吉は安心していたのでしょうか。それとも一抹の不安を抱え続けていたのでしょうか。その真意は分かりませんが、これだけのことをできない一般の人々にとって、「後生の一大事」は大きな不安に支配されていたと思います。


しかし親鸞聖人は、阿弥陀如来から信心を賜った者は、次に仏さまになる弥勒菩薩と同じ位にあるのだ、だから仏さまと等しい存在なんだ、と和讃で説かれます。この言葉で大きな安心を得て、多くの方が「後生の一大事」から解放されていったのだと思います。

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向源2017 [死の体験旅行]

毎年ゴールデンウィークに開催されている寺社フェス向源。

今年は中目黒の日蓮宗 正覚寺さまで開催。

私ももちろん例年通り、「死の体験旅行」で参加させて頂きました。


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で、「死の体験旅行」はさておき、こちらは人気コンテンツ「お坊さんと話そう」の会場。

なんと今年はキリスト教プロテスタントの牧師さんも参加してくれたそうで、「お坊さん&牧師さんと話そう」に進化していました Σ(゚д゚|||)


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こちらは境内に飾られていた「万灯」と呼ばれるもの。

日蓮宗の宗祖、日蓮聖人の命日法要であるお会式で用いられるのだそう。


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本堂では、これも人気コンテンツ、超宗派の声明公演が行われました。

まずは写真の日蓮宗、木剣加持。

あとは写真はありませんが、天台宗の声明、真言宗の法楽太鼓と続きました。


印象的だったのは、この声明公演が終わった瞬間、参加されていたおばさまたちが「すっご〜〜〜い♡」と歓声を上げスタンディングオベーションをしたこと。


法要ですよ、お経ですよ。

それが終わった時に「すっご〜〜〜い♡」って初めて聞きました。

でも、その歓声が上がるのも納得の迫力です。

全ての方に、一度はご参加頂きたいと心から思っています。


今年の向源は、秋に京都でも開催されるとのこと。

その京都開催も、来年の向源も、今から楽しみです (^_^)


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2017年5月号 [和庵だより]

◇ 気持ちのリレー ◇
 ご縁の方に言われてようやく知ったのですが、横浜市広報の神奈川区版に、昨年十二月から継続して「おてらおやつクラブ」について掲載して頂いていました。毎月第2水曜日に、少しずつですが支援させて頂いていますが、五月はちょっと豪華になりそうです。
 この春、神戸と広島のそごうで「バウムクーヘン博覧会」が開かれ、そこで神戸スイーツ学会さんが募った寄附を元に、ユーハイムさんがたくさんのバウムクーヘンを提供してくださいました。
 多くの方の少しずつの善意が集まり、大きな流れになって、受け取る側も心が暖かくなる。なんだかとても良い、気持ちのリレーがつながっているように思います。
 今では色々なNPOや公益法人がありますが、お寺の元々の役割のひとつが、こうした善意を取りまとめ、必要な方に再分配していくものだったように思います。
 大きなことは出来ませんが、コツコツと続けていこうと思っています。
◇ お芝居のお知らせ ◇
 二〇一四年に坊守が出演し好評を博した「燐寸(マッチ)」が、各地の演劇鑑賞会に招かれ上演いたします。基本的に演劇鑑賞会の会員向けですが、一般向けチケットが若干出ますので、観劇ご希望の方は なごみ庵までお問い合わせ下さい。どの会場も一般五五〇〇円です。
・相模原 南市民ホール    六月十五日(木) 十九時  十六日(金) 十四時
・厚木 市民文化会館     六月三十日(金) 十四時・十八時三十分
・横浜 県民共済みらいホール 七月四日(火) 十九時  六日(木) 十三時
               七日(金) 十三時・十九時  八日(土) 十三時



△ お 知 ら せ △
@5月6日(土)〜7日(日) 寺社フェス向源
6日:中目黒の正覚寺さまでの開催
7日:京浜四大本山(増上寺・本門寺・川崎大師・総持寺)での開催
@5月16日(火)ひとり暮らしの会 参加費1000円
2月に開催した「ひとり暮らしの会」を再び行います。今回は季節のお弁当を食べながら、
自己紹介や近況報告をしつつ、お昼のひと時を過ごします。お弁当の予約がありますので、
4日前の5月12日までにお申し込みください。ひとり暮らしじゃなくても参加OK(笑)
◎お盆の法要について
なごみ庵では7月・8月ともお盆法要を厳修いたします。次号6月号に法名用紙と詳細を同封いたしますが、日程は以下の通りですので、どうぞご予定ください。
・7月16日(日)10時30分〜
・8月13日(日)10時30分〜
◎死の体験旅行 5月17日(水) 豊島区 金剛院
3〜4月は下記のメディアに掲載が続き、現在予約が困難になっています。ご了承ください。
掲載メディア:日経スタイル/朝日新聞埼玉版/AFP通信/婦人画報4月号
◎自死ご遺族分かち合い 5月25日(木)10時30分 築地本願寺
◎神之木地区センター写経会 毎月第1・3(火)18時30分(変更の場合あり)


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いつの間にか朝日新聞に [死の体験旅行]

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いつの間にか、朝日新聞の埼玉版に「死の体験旅行」のことが掲載されていました (^_^;) 

以下リンクの朝日新聞デジタルを見ると、4月12日16時5分となっているので、その日の夕刊に掲載されたのかと思います。



メディアによって切り口は違うのですが、今回は医療系のニュースという扱いでした。

もともとが医療者向けの内容ですから、こうなるのでしょうか。


いつも会場として使わせて頂いている金剛院さんは、池袋駅から西武池袋線で1つ目、椎名町駅の前にあります。埼玉からはアクセスが良いので、そちら方面からの参加者が少し増えるかもしれませんね (^_^)


椎名町 金剛院HP
http://www.kongohin.or.jp

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2017年4月の法語 [月々の法語]

仏の御名をきくひとは ながく不退にかなうなり
Those who hear the Buddha’s Name attain forever the stage of nonretrogression.

今年の法語カレンダーは、2009年以来8年ぶりに、親鸞聖人の和讃(わさん)が題材になっています。和讃は七五調の和語の歌で、平安時代に流行した「今様(いまよう)」と形式は同じですが、仏・法・僧伽を讃嘆したものが特に「和讃」と呼ばれます。
また、カレンダーでは4行ある和讃の2行が記されていますので、まずは全体像をご紹介します。

たとひ大千世界に みてらむ火おも過ぎ行きて
仏の御名をきくひとは ながく不退にかなうなり

<ことばの意味>
大千世界:仏教の世界観で、この世界全体を指す「三千大千世界」の略。
みてらむ火:「満ちる火」の意。
不退:仏教語で、正定聚(信心が定まり、仏に成ることが定まった位)から退かないこと。
かなう:「適合する」、「あてはまる」の意。

<現代語訳>
たとえこの宇宙を猛火が包もうとも、その満ち満ちている火の中をも突き進んで、阿弥陀仏の名号(南無阿弥陀仏)を聞き求める人は、永遠に正定聚の位を退かない地位を約束されるのだ。


<私のあじわい>
今でこそロケットで宇宙から地球を見ることができるようになり、私たちが住んでいる世界はどのような形なのか分かっていますが、昔は世界のあちこちで想像力にあふれた世界観がありました。

古代インド人の世界観は壮大です。まず虚空に3枚重なった円盤状のものが浮かび、周囲に月や太陽が浮かんでいます。円盤は下から風輪、水輪、金輪と言い、「金輪際」という言葉はここから来ています。

金輪はお盆のようになっていて、内側に水が満ちていて、これが海になります。海には中央に大きな島がひとつと、東西南北にもそれぞれ島があり、南に浮かぶ島が自分たち(古代インド人)が住んでいる場所とされていました。

中央の島には天までとどく須弥山がそびえ立っています。おそらく北方にそびえるヒマラヤ山脈がイメージされているのでしょう。ちなみにお寺の本堂で、ご本尊が安置されている壇は、この須弥山になぞらえて須弥壇と呼ばれています。
また、須弥山の上空にも世界があり、最も上を有頂天と呼びます。金輪際といい有頂天といい、私たちが使う言葉には多くの仏教語が含まれています。

さて、これが1世界です。これが1000集まると小千世界。小千世界が1000集まると中千世界、中千世界が1000集まると大千世界で、呼び方としては三千大千世界となります。つまり10億の世界が集まって三千大千世界となるという、途方もない世界観です。

あまりにも想像力たくましい話ですが、以前国立天文台の所長を務めた観山正見さん(浄土真宗寺院のお生まれです)は、偶然ではあろうが、実際の宇宙の構造に似ている、と仰います。

太陽や月を含む1つの世界が、私たちの住む太陽系。その太陽系のような星系が数多く集まって1つの銀河系(小千世界)が形作られます。さらに銀河系が多数集まり銀河団(中千世界)となり、銀河団が多数集まって宇宙全体(三千大千世界)、となるのでしょうか…。果てしなさ過ぎて、頭がクラクラしてきます。

さて、ようやく話が和讃に戻りますが、その宇宙全体とも言える三千大千世界がたとえ火に覆い尽くされたとしても、その炎に屈せず阿弥陀仏の名を聞き求める人は、仏さまに成ることが間違いない位(正定聚)に至る、と説かれています。

「炎に屈せず」とは、かなり勇ましい内容の和讃ですが、それでも私たちに必要なことは阿弥陀仏の名を称え聞くことです。なによりお念仏を大事にして欲しいという親鸞聖人のお気持ちが伝わってくるような気がします。

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