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ようこそ! 倶生山 なごみ庵HPへ!

なごみ庵は2006年に開所した、ちいさな新しいお寺です

〜定例行事予定〜
・6月 7日(第1金):イキイキ長いきの会 14時
・6月14日(第2金):法話会 13時/19時
・6月21日(第3金):写経会 10時30分
・6月28日(第4金):笑いヨガ 10時30分
※いずれの会も1時間ほど、その後茶話会(参加自由)があります
※いずれの会も参加費500円ほどお願いしています
(写経初回と夜法話会のみ1000円ほどお願いします)
※宗教・宗派を気にせずおいで下さい
※初回来場者には腕輪念珠プレゼント

〜課外活動予定〜
・死の体験旅行 「まちのお寺の学校」をご覧ください
・死の体験旅行 9月26日(木)18:30 みなとみらい
・写経会in神之木地区センター(横浜線大口駅 東口より徒歩4分)
 毎月第1火曜18時半〜(変更の場合あり 要お問い合わせ)
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三重 妙華寺さまで講演会 [その他色々]

三重県津市の真宗高田派 妙華寺さまで毎年開催される「お寺の講演会」にお招きいただきました。
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妙華寺の中川住職とは未来の住職塾でご縁があり、なにかとお気遣いいただいています。
4年前にもお寺で「死の体験旅行」を開催させていただきました。

講演のテーマは最近よくお話させていただく『「適当」に生きるススメ』といたしました。
それにしても「適当」とか「いい加減」って、元々は良い意味だったはずなのに、いつの間に悪い意味に転じてしまったのでしょうね (^_^;) 

1時間の講演後は、30分ほどの衆徒さんとの対談。
「衆徒(しゅと)」とは、そのお寺の住職や副住職以外の僧侶を指しますが、妙華寺さんの衆徒は住職のお嬢さんで以前から面識があります。
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また「京都自死・自殺相談センターSotto」で活動されているので、「自死・自殺に向き合う僧侶の会」で活動している私とも共通の話題があり、リラックスして対談ができました。

講演と対談後は、住職もお入りいただいて記念撮影。
今回はお招きをいただきまして、どうも有り難うございました!
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2019年6月号 [和庵だより]

◇ 時代はめぐる ◇

平成の時代が終わり、新しく令和の世が始まりました。
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昭和から平成の時は天皇陛下の崩御とともに、でしたのでお祝いの雰囲気ではありませんでしたが、今回は10日間もの連休(お寺は休めませんが…)とも相まって祝賀ムードに包まれました。テレビを見ていると、大晦日のように蕎麦を食べつつ5月1日を迎える方もいらして、外国の方にはなかなか理解しにくいだろうな、と感じました。

外国といえば、世界規模でのやりとりは国際暦(西暦)を使うのでしょうが、あちこちで固有の暦が使われています。なごみ庵だよりの右上にも西暦とともに「仏暦」が記してありますが、これはお釈迦さまが亡くなったとされる年(または翌年)を元年としており、東南アジアの仏教国では公的に使用されているようです。

西暦と仏暦とあってややこしく感じますが、日本の元号は天皇陛下の代替わりとともに変わりますので、ややこしさは仏暦の比ではありません。令和元年は平成だと31年、昭和だと94年、大正だと108年、明治だと152年になります。過去帳や位牌などは元号で記録するので法事の年数を数えるのが非常に大変です。

日本もいっそ西暦だけにという意見もあって、それはとても便利なのでしょうが、何か味気ないような気もします。そう感じてしまうのは「古い」とされるのかもしれませんが、昭和生まれの私はすでに3つ目の元号ですので、古くて当たりまえなのかもしれません。

仏教も2500年を超えて続いているので「古い」どころではありませんが、その教えは決して色あせずに必要とされ続けています。お寺としては「新しい」なごみ庵も、この「古い」教えを令和の世でもしっかり伝え続けていきたいと思っています。


◎ お 知 ら せ ◎

◎おてランチ 〜語らい&味わい〜 6月4日(火)11時より 参加費1000円
語らいと食事を楽しむひと時、「おてランチ」。
最近あった楽しいことや悲しいこと、驚いたことなどを話したり耳を傾けたりして、その後は皆さんで美味しいカレーをいただきます。どうぞお気軽にご参加ください!
準備の都合上、出欠のお知らせをお願いします。

◎高座バトル★ルーキーズ 6月8日(土)16時〜17時30分 チケット3000円
会場:恵比寿 寺子屋ブッダ・書坊にて(東京都渋谷区東3−23−3 恵比寿駅 徒歩4分)
2016年11月に住職が出演させていただいた高座バトル(中目黒 正覚寺)。
同じ「お題」で落語家さんと僧侶が話の共演をするという人気イベントですが、今回は恵比寿の寺子屋ブッダ・書坊さんで開催されることになりました。
住職の対戦相手は落語家の春風亭昇々さん(とってもイケメン)、お題は未定。
インターネット検索で申し込めますが、苦手な方はお寺までご連絡ください。
定員は少なめの30名ですので、お早めのお申し込みをお願いします。
https://shobo190608.peatix.com/

◎お盆のご案内 7月は14日(日)、8月は11日(日)に法要をいたします。
暑い季節ですので、両月とも10時30分からの法要です。
同封の法名(戒名)用紙をご利用ください。欠席の場合は、ご縁の方の法名やお名前をお書きいただき、FAXやメールなどでお送りください。

◦神之木地区センター写経会 6月4日(火)・18日(火) 18時30分
◦死の体験旅行 6月19日(水) 19時 豊島区 金剛院
        9月26日(木) 18時30分 神奈川大学 生涯学習講座
◦自死遺族の集い 5月23日(木)・6月27日(木) 10時30分 築地本願寺にて

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令和初の墓参バスツアー [布教所日記]

毎年5月に開催している、なごみ庵合同墓 倶生の碑 お参りツアー。
令和の第1回目に行って参りました。

5月中旬と天気の良い季節ですが、前日は荒れ模様で少し心配していました。
けれどバスツアー当日は晴れたり曇ったり、ときどきポツリときたりしたものの、大きく崩れることはなく空に感謝。

まずは三浦霊園の中にある倶生の碑に向かいます。
お墓を掃除し、墓前でお経のお勤めをし、皆さんでお線香をお供えいただきました。
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お参りの後は三崎に移動し、お楽しみの昼食。
港町なので、やっぱりこうなりますね (o^-’)b
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食事の後、三崎の町を散策。
神社があったのでお参りしようと境内に入ると大きなご神木が。
その足元に狛犬が置かれているのですが…
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ぷりぷりお尻で、やけにセクシーな狛犬さんでした(笑)

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2019年5月の法語 [月々の法語]

十方の如来は衆生を一子のごとくに憐念す
The Tathagatas of the ten quarters compassionately regard each sentient being as their only child.
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今年の法語カレンダーは親鸞聖人のさまざまな著書から言葉が引かれており、5月は『浄土和讃』の中で勢至菩薩を讃える「勢至讃」の一首です。また、カレンダーに書かれているのはひとつの和讃の半分ですので、まず全体を読んでみましょう。

超日月光この身には 念仏三昧教えしむ 十方の如来衆生を 一子のごとくに憐念す

実はこの和讃だけでは意味が完結しておらず、前後数首を併せてひとつの物語となっています。ですのでまず、前後も併せて現代語訳をします。

勢至菩薩は釈尊の御足を頂かれつつ申し上げるには、「はるかな昔、ひとりの仏が世に出られました。名を無量光と申します。その後、一劫にひとりずつ仏が世に出られ、十二劫が過ぎて最後の仏は超日月光仏と申します。

超日月光仏は私に念仏三昧を教えてくださいました。十方諸仏の慈悲を一身にそなえた阿弥陀仏は、人々を自分の一人子のように憐れみいつくしんでくださいます。

子が母を思うように、人々が阿弥陀仏を常に思っていると、いま眼前に、また未来に、ほどなく阿弥陀仏を必ず拝見できるでしょう。

十二劫の間に12の仏さまが世に出たと書かれています。これらの仏さまはそれぞれの名前がありますが、全て阿弥陀仏の化身であるとされています。またその順序は、よく声に出してお勤めをする「正信偈」の前半部分にも書かれています。


<私のあじわい>
釈尊は歴史上に実在した人物ですが、観音菩薩や勢至菩薩、阿弥陀仏は歴史上の人物ではありません。ですがこれらの和讃では、釈尊の目の前に勢至菩薩が額ずきながら阿弥陀仏について語るシーンが描かれているのが面白い部分です。

また、勢至菩薩を讃えるようでいて、その勢至菩薩が阿弥陀仏が教えてくれた念仏三昧や、全ての衆生を一人子のようにいつくしむ阿弥陀仏の慈悲について書かれているので、結局は阿弥陀仏を讃える内容になっているのも面白味を感じます。

和讃に「衆生を一子のごとくに憐念す」とあります。衆生とは生きとし生けるもの全てを指す言葉ですが、複数を表すこの言葉の後に「一子のごとく」と続きます。つまり数えきれない生命ひとつひとつを、我が一人子のように仏さまは憐れみいつくしんでくださっている、ということになります。


この部分を読むと、『歎異抄』の後序にある親鸞聖人の言葉「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとへに親鸞一人がためなりけり」が思い起こされます。阿弥陀仏が、五劫もの長い年月をかけて考え尽くしてお建てになった誓願は、この私(親鸞)ひとりのためであったのだ」という受け止めです。

一見、傲慢な発言にも見えてしまうこの言葉ですが、もちろん仏さまの慈悲を自分が一身に受けている、という意味ではありません。阿弥陀仏の慈悲は衆生すべてに向けられているのですが、中でも自らの煩悩の海におぼれかかっているような凡夫にこそ、その慈悲は差し向けられています。

ですので親鸞聖人のこの言葉は傲慢とは正反対で、ご自身を非常に厳しく見て、自分のような者こそ阿弥陀仏の救いの対象なのだ、と捉えているからこその言葉になります。また、仏道というものは知識を蓄えることが目的でもなく、処世術でもなく、人を裁くための道具でもなく、ただただ自分自身を問題とするものだ、ということも表しているように感じられるのです。

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神戸で「死の体験旅行」ふたたび [死の体験旅行]

昨年2018年4月にもお招きいただいた兵庫県社会福祉士会さまから、今年も同時期にワークショップ「死の体験旅行」の開催依頼を受け、行って参りました。

今年はちょうど福祉関係の行事と重なって、昨年より参加人数はだいぶ少なくなりましたが、それはそれでじっくりと参加者の方とお話ができ、濃密な時間を過ごせました。


神戸は「おてらしばい」でも何度も訪れ、「死の体験旅行」でもこうして訪れ、だんだんと親しみが涌いてきました。

京都、新大阪を抜けた新幹線は新神戸の手前、六甲山地に到達すると長いトンネルに入ります。その長いトンネルの切れ間にふっと地上に出ると新神戸駅です。

神戸の街はこの六甲山地と大阪湾に挟まれた横長の形状をしています。
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新神戸駅からほど近い兵庫県福祉センターの北側に面する窓からは、非常に近くに山が見えます。
有名な六甲山は、おそらく右奥の方で視界には入っていないと思います。写真左端で少し高くなっているのが摩耶山(まやさん)でしょうか。

「摩耶」とはお釈迦さまの生母「摩耶夫人(まやぶにん)」から取られた名前でしょう。神戸の街を優しく見守る山に、釈尊を生んで7日目に亡くなった母の名前が付けられたのでしょう。

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2019年5月号 [和庵だより]

◇ 還る場所 ◇

また1人、恩師がこの世の縁を終え、浄土にお還りになりました。
16年前、私が築地本願寺の東京仏教学院で学んでいた際、「伝道と教養」という数人のご講師が順に講義をされる授業があり、最初のS先生からは「都市開教」について教わりました。文字通り都市部で新しく寺院を開く活動についての授業で、新しくお寺を開くなんてことができるんだ! と非常に驚いた記憶があります。後にそのS先生から個人的に都市開教について詳しくご指導いただき、徐々に構想を練っていきました。

2人目のご講師が、今回お亡くなりになったT先生です。第一印象は、なんとも大らかな方だなぁ、というもの。聞くと北海道のお寺のご出身で、若い頃は海外開教使としてカナダで仏教を広めていたとのこと。北海道もカナダも大地が広い土地柄です。広い土地で育まれた人は、心も大らかになるのだな、と感じたことを覚えています。お寺に伺うと、関西出身の明るい坊守さまと一緒に迎えてくださり、お二人の人柄が醸し出す居心地の良さを感じました。

最初のS先生から都市開教について色々と伺ったものの、なかなか踏ん切りはつきません。その時にT先生のお寺を尋ね相談すると、「どちらにしても住まいを借りるんだから、ちょっと頑張って借家を借りて、一室を本堂にしてみたらいいじゃない。それでダメだったら場所を移っても、やめてもいいんだし」と朗らかに言葉をかけていただき、悩みがスコーンと突き抜けたように感じ、布教所を開く決心がつきました。

T先生のお寺は「奏庵(かなであん)」。音楽が好きで「奏でる」と、カナダにご縁があったので「カナディアン」とかかっていて洒落ています。それにならい私たちも「なごみ庵」と名付けました。最近はお目にかかる機会がなかなか無いままの別れになったことが悔やまれますが、私もいつか浄土に還った時、しっかりお礼とご報告をさせていただこうと憶念しています。


◎ お 知 ら せ ◎

◎お芝居『脚光を浴びない女』4月17日(水)〜24日(水)下北沢ザ・スズナリ
坊守出演のお芝居『脚光を浴びない女』、4月21日の観覧ツアーは満席になりましたが、別の日はまだ空きがある回もあります。ご希望の方はお寺までお申し込みください。

◎寺社フェス「向源」 5月4日(土)・5日(日)目黒 五百羅漢寺・蟠龍寺
毎年ゴールデンウィークに開催される寺社フェス「向源」ですが、今年は5月4日・5日に
目黒の2つのお寺で開催されます。詳細は「向源」で検索ください。

◎三浦霊園 合同墓 倶生の碑 合同参拝バスツアー 5月15日(水)9時30分 東白楽駅集合
今年も気候が良いであろう5月の中旬に、合同墓のお参りに出かけます。
まだお席に空きがありますので、ご希望の方はどうぞお問い合わせください。

◎高座バトル 6月8日(土)16時 恵比寿 寺子屋ブッダ 書坊にて
2016年11月に住職が主演させていただいた、高座バトル(中目黒 正覚寺)。同じテーマで落語家さんと僧侶が話の共演をするという人気イベントですが、今回は恵比寿の寺子屋ブッダラボ・書坊さんで開催されることになりました。住職の対戦相手(?)やテーマなど、詳細は次号以降でお知らせいたします。

◎お盆のご案内 7月は14日(日)、8月は11日(日)に法要をいたします。
詳細は次号でお知らせいたします。

◦神之木地区センター写経会 5月7日(火)・21日(火) 18時30分
◦死の体験旅行
5月29日(水) 19時 豊島区 金剛院
5月23日(満席)・9月26日(木) 18時30分 神奈川大学 生涯学習講座
◦自死遺族の集い 4月25日(木)・5月23日(木) 10時30分 築地本願寺にて

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2019年4月の法語 [月々の法語]

真実の信心は かならず名号を具す
True and real entrusting to Amida is unfailingly accompanied by saying the Name.
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2018年1月から『歎異抄』を題材として法話会を進めてきましたが、2019年4月から真宗教団連合の法語カレンダーに戻ります。
今年の法語カレンダーは親鸞聖人のさまざまな著書から言葉が引かれていますが、4月は親鸞聖人の主著である『顕浄土真実教行証文類』からの一節です。

前後の大まかな内容は…
至心・信楽・欲生の三心は、言葉は異なっているが、その意味はただひとつ「真実の一心」である。それを「金剛の真心」とも言い、また「真実の信心」とも言う。
「真実の信心」には名号を称えるというはたらきが備わっているが、名号を称えていても必ずしも「真実の信心」が備わっているとは限らない。
「一心」が大切なので天親菩薩は『浄土論』の始めに「我一心」とお説きになった。
…となっています。

<私のあじわい>
浄土真宗では「南無阿弥陀仏」のお念仏を大事にします。
1日に何回お称えしなさいとか、大きな声で称えなければならないという決まりはありませんが、とにかくお念仏が大切ですよ、と説いています。

先日、大切な恩師のお通夜に参列をしました。僧侶として尊敬する方で、私が今の道を歩んでいるひとつの原点となった方でもあります。

寺院の住職の通夜ですので、参列者にも多くの僧侶が並びます。だからでしょうか、あちこちで「なまんだぶ…」「なんまんだぶつ…」とお念仏の声が聞こえます。別に「皆さん一緒に称えましょうね」というタイミングではなく、思い思いに口から漏れ出しているのです。

これを耳にしながら私は、なかなかお念仏が出てこない自分に気がつきました。もちろん「皆さんご一緒に」とか「それでは合掌して」という時には出てくるのです。でもそれはクセのようなものではないか、格好がつくから称えているのではないか、と自問自答します。

それに比べ、周囲で息をするようにお念仏をしている方々はどうなのだろうか、と考えてしまいます。真実の信心が備わっていて、本人も気づかぬほど自然にお念仏を称えているのであれば素晴らしいことですが、外から見てそれは分かりません。
単に口グセになっっているだけかもしれない、または、そうすることが僧侶らしいから称えているのかもしれない……

恩師の通夜で余計なことを考え、思いは千々に乱れたまま通夜の読経が始まりました。もちろん普段慣れ親しんだお経ですが、手元に経本が無いので暗誦になります。しかも節が少し違うので余計なことは考えられず、自然と無心になっていきます。

そこでようやく自分の思い計らいを手放し、「我一心」という状態になることができたのです。そうまでしないと一心になれない自分を、恩師は無言で諭してくれたのでした。

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週間SPA! 掲載 [死の体験旅行]

ここのところ雑誌への掲載が続いていますが、電車の中吊り広告でよく目にする『週間SPA!』にも掲載していただきました。
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見開き2ページで『「死を体験」したい人々』という特集が組まれ、「死の体験旅行」の他にもデスカフェや入棺体験について書かれています。

「終活は自己啓発になっていた!」という書き出しに一瞬「んっ!?」と思ったものの、自己啓発という言葉の本来の意味は問題ないものですので、なるほどそういう面もあるなと腑に落ちました。

普段なかなか手に取らない雑誌ですが、掲載紙を送っていただいたのでアチコチ読んでみようと思います (^_^)

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対談 下河原忠通さん×占部まりさん [その他色々]

東京 恵比寿の英治出版Baseで行われた、医師の占部まりさんがシルバーウッド社長の下河原忠通さんをゲストに迎えるトークイベントに行ってきました。

占部さんは日本メメント・モリ協会を立ち上げており、以前に「死の体験旅行」を受講していただいたご縁です。

下河原さんは「銀木犀(ぎんもくせい)」というサービス付き高齢者住宅を運営する会社の社長で、その個性的な取り組みによりカンブリア宮殿で取り上げられたこともあります。
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私の母も高齢になり様々な問題が生じていますし、また日本の高齢者医療や看取りに関して非常に興味があるので参加をしました。


下河原さんは元々は福祉系ではなく建築業界の方ですが、様々な形式の建物を手がける中で「サービス付き高齢者住宅」に携わり、現在は首都圏に10ヶ所以上の施設を運営されています。

銀木犀は、高齢者がその人らしく生活することを大切にしています。
そのために、とにかく本人の意思を尊重する・余計な医療はしない・自分で出来ることは自分でしてもらう、ということを徹底しています。

施設内に駄菓子屋さんを作って、近所の子どものたまり場になっている場所もあるとのこと。全く別の業界から入ったため、常識にとらわれない発想ができたようです。


中でもハッとさせられたのは、「入居の際、どこで死にたいですか? と聞くんです。そして入居後も1年に1度は尋ねます」という言葉です。

生にあまりに価値を置きすぎ、死を口にすることはタブー視されがちです。しかも高齢者にそれを直接聞くのは誰しも躊躇するでしょうが、それを臆さずに尋ねます。

そして死期が近づいた時、集まったご家族に「皆さんはどうしたいですか?」とは尋ねず、「ご本人はこのように死にたいと仰っていました」と話すのだそうです。

「皆さんはどうしたいですか?」と尋ねれば、家族はやはり「できるだけのことをしてください」と言わざるを得ません。しかし「本人の意思はこうです」と言ってもらえれば、それを尊重したいという気持ちになるでしょう。


死期を迎えた人に対し過剰なまでの医療を施してしまう原因の1つは、家族にしても医療者にしても死の決断をしたくない、という心理があるのだと思います。

しかし下河原さんは死を忌み嫌わず、真正面から、しかしサラリと明るくさえある向きあい方をしています。だからこそ入居者の本音を聞き出すことができ、いざという時に本人の意思を代弁することができるのでしょう。

個性的な取り組みに注目が集まっていますが、私はこの「死の決断を支える」ことが下河原さんの取り組みの骨子になっているのではないか、そう感じました。

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2019年4月号 [和庵だより]

◇ 3.11から8年 ◇

自分自身の生や死について深く考えるワークショップ(体験学習)「死の体験旅行」は、毎月池袋の真言宗 金剛院さまをお借りして開催させていただいています。その日程を決める時、3月はあえて11日にしました。そう、東日本大震災の日です。

以前は死の話題は「縁起でもない」と避けられるものでした(ちなみに「縁起」本来の意味は、全ての事象には原因と条件があって結果が出る、というものです)。しかしあの大震災があって、死の話題をしようが避けようが、いつ突然にそれはやってくるのか分からない。ならば時には考えておかなくてはならない。日本人の多くがそう考えるようになったのだと思いますし、だからこそ「終活」という言葉も一般に広まりました。

また、メディアでも「死」はよく取り上げられるようになりました。「死の体験旅行」もやはり3.11の影響か取材も多く、3月5日発売のサンデー毎日、3月11日放送のNHKひるまえほっと、3月16日発売のDIMEと続きました。

仏教は最初の段階から、死から目を背けず見つめなさい、と説いてきました。なにしろお釈迦さまご自身の出家の動機のひとつは、葬列を目にしたことだと言われています。そして…
・明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかわ(親鸞聖人)
・まずは臨終のことを習うて、後に他事を習うべし(日蓮聖人)
・朝には紅顔ありて、夕べには白骨となれる身なり(蓮如上人)
・生のみが我らにあらず、死もまた我らなり(清沢満之)
などなど、僧侶の死に関する言葉は数多くあります。いえ、仏教だけでなく、ありとあらゆる宗教・哲学で「死」を問題にしているのです。皆さんも「縁起でもない」と避けず、時にはじっくりと考えてみてはいかがでしょうか。


◎ お 知 ら せ ◎

◎春のお彼岸法要 〜親と子の読み聞かせ 絵本に学ぶ仏さまの教え〜
3月17日(日)13時より なごみ庵
お彼岸法要では、読経の後、坊守による絵本の朗読があり、続けてその絵本の内容に関する法話をいたします。どうぞお子さんやお孫さんもお連れになり、ご参加ください。
なお、茶話会のお菓子の準備などもありますので、できるだけ出欠と人数をお知らせいただければ有り難いです。

◎観劇ツアー『脚光を浴びない女』 4月21日(日)14時 下北沢ザ・スズナリ
坊守出演のお芝居『脚光を浴びない女』、一緒に観に行きませんか? ツアー日のほか、4月17日(水)〜24日(木)まで公演があります。お寺までお申し込みください。

◎寺社フェス「向源」 5月4日(土)・5日(日)目黒 五百羅漢寺・蟠龍寺
毎年ゴールデンウィークに開催される寺社フェス「向源」ですが、今年は5月4日・5日に目黒の2つのお寺で開催されます。詳細は「向源」で検索ください。
会場の1つである五百羅漢寺は、平成27年10月の合同バス旅行で訪れた、特徴的な本堂のお寺です。またもう1つの蟠龍寺は、山手七福神の弁財天が祀られています。

◎三浦霊園 合同墓 倶生の碑 合同参拝バスツアー 5月15日(水)
今年も気候が良いであろう5月の中旬に、合同墓のお参りに出かけます。
詳細は別紙をご覧ください。

◦神之木地区センター写経会 4月2日(火)・16日(火) 18時30分
◦死の体験旅行
 4月22日(月) 19時 豊島区 金剛院
 5月23日(木)・9月26日(木) 18時30分 神奈川大学生涯学習講座
◦自死遺族の集い 3月28日(木)・4月25日(木) 10時30分 築地本願寺にて

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