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2016年2月の法話 [月々の法語]

今年の真宗教団連合カレンダーは、正信偈を意訳した『和訳 正信偈』から題材が取られています。
ですので、カレンダーの言葉だけを取り扱うと、正信偈を部分的にお話することになってしまいますので、今年は正信偈を通してお話させて頂こうと思います。

正信偈は7文字で1行で、全体で120行の構成になっています。
2月は以下の8行をお話させて頂きました。

本願名号正定業 至心信楽願為因 成等覚証大涅槃 必至滅度願成就
如来所以興出世 唯説弥陀本願海 五濁悪時群生海 応信如来如実言

最初の4行で、阿弥陀仏が私たち衆生をいかに救うかが説かれています。
五正行(読誦・観察・礼拝・称名・讃嘆供養)のうち、称名こそが阿弥陀仏の御心にかなう真実の行であるとし、「正定業」と呼びます。ちなみに他の4つを補助的な行ということで「助業」と呼びます。

これは阿弥陀仏の四十八願のうち、最も大切な十八番目の願「至心信楽の願」を要因としています。「至心」とは阿弥陀仏が衆生を救いたいと思う心、「信楽」とは阿弥陀仏の本願を疑わない心です。そしてそれに付随する「欲生」は浄土に生まれたいと願う心です。

※十八願 たとい我、仏を得たらんに、十方の衆生、至心信楽して我が国に生ぜんと欲いて乃至十念せん。もし生ぜずは正覚を取らじ。

また、私たち衆生が正定聚(仏になる事が定まる)の位につく要因は、十一番目の願「必至滅度の願」に説かれています。

※十一願 たとい我、仏を得たらんに、国中の人・天、定聚に住し必ず滅度に至らずは、正覚を取らじ。

後半の4行では、如来(ここではお釈迦さま)がこの世に生まれた最も大切な目的(出世の本懐)は、この阿弥陀仏の誓いを説くためであったとしています。

そして、自らの力で悟る事が出来ない、濁った時代に生きる人々に対し、どうかこの教えを信じてほしいと訴えかけているのです。

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