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仏教死生観研究会 総会&勉強会 [死の体験旅行]

ワークショップ「死の体験旅行」を活動の中心とする団体、仏教死生観研究会の総会と勉強会が行われました。

昨年の発足集会から約1年、会員が全国各地にいますので全員とはいきませんが、なごみ庵に私を含め5名が集合。今後の会の方針など、意見の交換をいたしました。

その途中、なごみ庵の宗教法人化(まだ正式に当HPで発表してませんね (^_^;)  )のお祝いということで懐中時計をいただきました!
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こういう持ち方を「ほとけ持ち」と言います(嘘)

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裏面には記念の文字が刻印されています。

皆さんで事前に相談して、準備していただいたのだと思うと胸が熱くなりました。
皆さま、有り難うございます m(_ _)m
大切に使わせていただきます。


総会の後の勉強会には、親しくさせていただいている医師の奈良原裕先生をお招きしました。
人数も少なかったので、講演形式ではなく質疑応答に近い形で様々なお話をお聞かせいただきました。
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1時間30分の勉強会は瞬く間に過ぎ、隣の花ばなさんに移動し、懇親会をしながら話は続きます。
……気がついたら3時間30分ほど話し込んでいました(汗)

花ばなさん、長居してすみませんでした。
奈良原先生、長い時間お付き合いいただき、有り難うございました。

次回の勉強会は私たちだけではなく、オープンな形にしていきたいと思っています。

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高座バトル★ルーキーズ [その他色々]

3年前に中目黒の正覚寺さまを舞台に開催された、同じテーマで落語家さんと僧侶が話をする「高座バトル」。
今回は中目黒の「寺子屋ブッダラボ・書坊」さんで開催されます!
テーマは「欲」

前回記事その1 ・ 前回記事その2

申込ページ「まちのお寺の学校」

今回のお相手は春風亭昇々さん。
お名前の通り爽やかなイケメンさんです。
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顔では勝負にならず、話も相手は噺家さんですからプロです。
せめて皆さんの声援を受けて頑張らせていただきたいと思います (^人^)

別途申込ページ peatix


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ふたたびの滋賀、宝満寺さま [金子みすゞ]

ひさ〜〜〜びさの「金子みすゞ いのちへのまなざし」公演で、滋賀県の宝満寺さまを訪れました。

宝満寺さんには3年前、「恵信尼ものがたり」でお伺いしているので、これで2度目になります。
相変わらず大きな大きな本堂で、これだけの建物の護持は大変だろうと思います。

公演は本堂横の会館です。
前回は7月で、本堂にはエアコンが無いとのことだったので会館での公演になりました。
今回は5月末で本来は爽やかな季節ですが、全国的に30度を超える真夏日の地域が多かったので、やはり会館での開催にしていただいてホッとしました。

終演後、改めて境内を見ていると、親鸞聖人の銅像が…
お寺さんに宗祖の銅像があるのは珍しいことではありませんが、だいたい台座の上に乗せられていて、仰ぎ見るような形になります。

しかし宝満寺さんの親鸞聖人像はほぼ平置き。

横に並んでまじまじと拝見すると、等身大よりちょっと大きい感じです。
親鸞聖人は骨格はしっかりしたイメージですが長身のな印象はありませんし、鎌倉時代の男性の平均身長は159センチというデータがあったので、おそらくその前後ではないかと思います。

横に並んでみると…
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デカい Σ(゚д゚|||)

私が180センチですので、わずかな台座を差し引いたとして2メートルぐらいでしょうか。
骨格の大きさはそのままスケールアップしているので、ボブ・サップぐらいのサイズ感です(現物見たことないけど)。

横に並ぶことができて、なんだか嬉しい感じでした (^_^)

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三重 妙華寺さまで講演会 [その他色々]

三重県津市の真宗高田派 妙華寺さまで毎年開催される「お寺の講演会」にお招きいただきました。
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妙華寺の中川住職とは未来の住職塾でご縁があり、なにかとお気遣いいただいています。
4年前にもお寺で「死の体験旅行」を開催させていただきました。

講演のテーマは最近よくお話させていただく『「適当」に生きるススメ』といたしました。
それにしても「適当」とか「いい加減」って、元々は良い意味だったはずなのに、いつの間に悪い意味に転じてしまったのでしょうね (^_^;) 

1時間の講演後は、30分ほどの衆徒さんとの対談。
「衆徒(しゅと)」とは、そのお寺の住職や副住職以外の僧侶を指しますが、妙華寺さんの衆徒は住職のお嬢さんで以前から面識があります。
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また「京都自死・自殺相談センターSotto」で活動されているので、「自死・自殺に向き合う僧侶の会」で活動している私とも共通の話題があり、リラックスして対談ができました。

講演と対談後は、住職もお入りいただいて記念撮影。
今回はお招きをいただきまして、どうも有り難うございました!
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2019年6月号 [和庵だより]

◇ 時代はめぐる ◇

平成の時代が終わり、新しく令和の世が始まりました。
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昭和から平成の時は天皇陛下の崩御とともに、でしたのでお祝いの雰囲気ではありませんでしたが、今回は10日間もの連休(お寺は休めませんが…)とも相まって祝賀ムードに包まれました。テレビを見ていると、大晦日のように蕎麦を食べつつ5月1日を迎える方もいらして、外国の方にはなかなか理解しにくいだろうな、と感じました。

外国といえば、世界規模でのやりとりは国際暦(西暦)を使うのでしょうが、あちこちで固有の暦が使われています。なごみ庵だよりの右上にも西暦とともに「仏暦」が記してありますが、これはお釈迦さまが亡くなったとされる年(または翌年)を元年としており、東南アジアの仏教国では公的に使用されているようです。

西暦と仏暦とあってややこしく感じますが、日本の元号は天皇陛下の代替わりとともに変わりますので、ややこしさは仏暦の比ではありません。令和元年は平成だと31年、昭和だと94年、大正だと108年、明治だと152年になります。過去帳や位牌などは元号で記録するので法事の年数を数えるのが非常に大変です。

日本もいっそ西暦だけにという意見もあって、それはとても便利なのでしょうが、何か味気ないような気もします。そう感じてしまうのは「古い」とされるのかもしれませんが、昭和生まれの私はすでに3つ目の元号ですので、古くて当たりまえなのかもしれません。

仏教も2500年を超えて続いているので「古い」どころではありませんが、その教えは決して色あせずに必要とされ続けています。お寺としては「新しい」なごみ庵も、この「古い」教えを令和の世でもしっかり伝え続けていきたいと思っています。


◎ お 知 ら せ ◎

◎おてランチ 〜語らい&味わい〜 6月4日(火)11時より 参加費1000円
語らいと食事を楽しむひと時、「おてランチ」。
最近あった楽しいことや悲しいこと、驚いたことなどを話したり耳を傾けたりして、その後は皆さんで美味しいカレーをいただきます。どうぞお気軽にご参加ください!
準備の都合上、出欠のお知らせをお願いします。

◎高座バトル★ルーキーズ 6月8日(土)16時〜17時30分 チケット3000円
会場:恵比寿 寺子屋ブッダ・書坊にて(東京都渋谷区東3−23−3 恵比寿駅 徒歩4分)
2016年11月に住職が出演させていただいた高座バトル(中目黒 正覚寺)。
同じ「お題」で落語家さんと僧侶が話の共演をするという人気イベントですが、今回は恵比寿の寺子屋ブッダ・書坊さんで開催されることになりました。
住職の対戦相手は落語家の春風亭昇々さん(とってもイケメン)、お題は未定。
インターネット検索で申し込めますが、苦手な方はお寺までご連絡ください。
定員は少なめの30名ですので、お早めのお申し込みをお願いします。
https://shobo190608.peatix.com/

◎お盆のご案内 7月は14日(日)、8月は11日(日)に法要をいたします。
暑い季節ですので、両月とも10時30分からの法要です。
同封の法名(戒名)用紙をご利用ください。欠席の場合は、ご縁の方の法名やお名前をお書きいただき、FAXやメールなどでお送りください。

◦神之木地区センター写経会 6月4日(火)・18日(火) 18時30分
◦死の体験旅行 6月19日(水) 19時 豊島区 金剛院
        9月26日(木) 18時30分 神奈川大学 生涯学習講座
◦自死遺族の集い 5月23日(木)・6月27日(木) 10時30分 築地本願寺にて

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令和初の墓参バスツアー [布教所日記]

毎年5月に開催している、なごみ庵合同墓 倶生の碑 お参りツアー。
令和の第1回目に行って参りました。

5月中旬と天気の良い季節ですが、前日は荒れ模様で少し心配していました。
けれどバスツアー当日は晴れたり曇ったり、ときどきポツリときたりしたものの、大きく崩れることはなく空に感謝。

まずは三浦霊園の中にある倶生の碑に向かいます。
お墓を掃除し、墓前でお経のお勤めをし、皆さんでお線香をお供えいただきました。
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お参りの後は三崎に移動し、お楽しみの昼食。
港町なので、やっぱりこうなりますね (o^-’)b
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食事の後、三崎の町を散策。
神社があったのでお参りしようと境内に入ると大きなご神木が。
その足元に狛犬が置かれているのですが…
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ぷりぷりお尻で、やけにセクシーな狛犬さんでした(笑)

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2019年5月の法語 [月々の法語]

十方の如来は衆生を一子のごとくに憐念す
The Tathagatas of the ten quarters compassionately regard each sentient being as their only child.
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今年の法語カレンダーは親鸞聖人のさまざまな著書から言葉が引かれており、5月は『浄土和讃』の中で勢至菩薩を讃える「勢至讃」の一首です。また、カレンダーに書かれているのはひとつの和讃の半分ですので、まず全体を読んでみましょう。

超日月光この身には 念仏三昧教えしむ 十方の如来衆生を 一子のごとくに憐念す

実はこの和讃だけでは意味が完結しておらず、前後数首を併せてひとつの物語となっています。ですのでまず、前後も併せて現代語訳をします。

勢至菩薩は釈尊の御足を頂かれつつ申し上げるには、「はるかな昔、ひとりの仏が世に出られました。名を無量光と申します。その後、一劫にひとりずつ仏が世に出られ、十二劫が過ぎて最後の仏は超日月光仏と申します。

超日月光仏は私に念仏三昧を教えてくださいました。十方諸仏の慈悲を一身にそなえた阿弥陀仏は、人々を自分の一人子のように憐れみいつくしんでくださいます。

子が母を思うように、人々が阿弥陀仏を常に思っていると、いま眼前に、また未来に、ほどなく阿弥陀仏を必ず拝見できるでしょう。

十二劫の間に12の仏さまが世に出たと書かれています。これらの仏さまはそれぞれの名前がありますが、全て阿弥陀仏の化身であるとされています。またその順序は、よく声に出してお勤めをする「正信偈」の前半部分にも書かれています。


<私のあじわい>
釈尊は歴史上に実在した人物ですが、観音菩薩や勢至菩薩、阿弥陀仏は歴史上の人物ではありません。ですがこれらの和讃では、釈尊の目の前に勢至菩薩が額ずきながら阿弥陀仏について語るシーンが描かれているのが面白い部分です。

また、勢至菩薩を讃えるようでいて、その勢至菩薩が阿弥陀仏が教えてくれた念仏三昧や、全ての衆生を一人子のようにいつくしむ阿弥陀仏の慈悲について書かれているので、結局は阿弥陀仏を讃える内容になっているのも面白味を感じます。

和讃に「衆生を一子のごとくに憐念す」とあります。衆生とは生きとし生けるもの全てを指す言葉ですが、複数を表すこの言葉の後に「一子のごとく」と続きます。つまり数えきれない生命ひとつひとつを、我が一人子のように仏さまは憐れみいつくしんでくださっている、ということになります。


この部分を読むと、『歎異抄』の後序にある親鸞聖人の言葉「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとへに親鸞一人がためなりけり」が思い起こされます。阿弥陀仏が、五劫もの長い年月をかけて考え尽くしてお建てになった誓願は、この私(親鸞)ひとりのためであったのだ」という受け止めです。

一見、傲慢な発言にも見えてしまうこの言葉ですが、もちろん仏さまの慈悲を自分が一身に受けている、という意味ではありません。阿弥陀仏の慈悲は衆生すべてに向けられているのですが、中でも自らの煩悩の海におぼれかかっているような凡夫にこそ、その慈悲は差し向けられています。

ですので親鸞聖人のこの言葉は傲慢とは正反対で、ご自身を非常に厳しく見て、自分のような者こそ阿弥陀仏の救いの対象なのだ、と捉えているからこその言葉になります。また、仏道というものは知識を蓄えることが目的でもなく、処世術でもなく、人を裁くための道具でもなく、ただただ自分自身を問題とするものだ、ということも表しているように感じられるのです。

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