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宗教法人 倶生山 慈陽院 なごみ庵 [布教所日記]

宗教法人 浄土真宗 倶生山 慈陽院 なごみ庵
ご報告と御礼


なごみ庵が、ついにお寺になりました。
え? 前からお寺なんじゃないの? と思われましたでしょうか。
僧侶が住み、仏法を説いたり法要をしたりする場を「寺」と言いますので、その意味では平成18年4月6日に開所した時点で「寺」でした。

一方、宗教法人として公に認められるには超えなければならない多くのハードルがあり、様々な法人の中でも最難関クラスと言われています。
13年かけてそのハードルをクリアし、平成31年4月末に神奈川県知事より宗教法人の認可が下り、令和元年5月7日の日付で設立登記をすることができました。その日は令和になって最初の開庁日ですので、日本で令和初の宗教法人というオマケも付きました。
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今の時代、新しくお寺を建立しようとするのは珍しいことです。また様々な事情もあって、既存の宗派に属さない「単立」という形で進めてまいりましたが、宗派の後ろ盾がある場合よりもハードルはさらに高まります。
あまり前例も参考にできるものも無い中で、でも僧侶として一所懸命に精進していれば認められないはずが無い、という思いで手探りで進み続けてきました。

けれど真っ暗闇の中を独りで進んできたわけではありません。お気持ちを寄せ声援を送ってくださる多くの方々。高い志がありお互いに切磋琢磨しあえる仲間の僧侶たち。側にいて支え続けてくれている近しい人。そういった多くの方々が、時に灯火を点け、時に手を取って、私を導いてくださいました。

「寺宝」という言葉があります。お寺に伝わる貴重な仏像や文化財のことを指しますが、なごみ庵には当然歴史的なものはありません。しかし支えてくださる多くの人の縁が、なごみ庵にとっての寺宝です。また昨年12月、宗教法人化に賛同するとの旨を署名いただいた書類と葉書も、皆さまの気持ちが形となって表れた寺宝だと思っております。

法人化に伴い、名称の追加があります。これまでは「倶生山 なごみ庵」でしたが、法人として登記された名称は「慈陽院 なごみ庵」となります。「仏さまの悲が太の光のように、あまねく行き渡ってほしい」という願いを込めました。

全て書くと「宗教法人 浄土真宗 倶生山(ぐしょうさん) 慈陽院(じよういん) なごみ庵」と長くなりますが、お手紙などは「なごみ庵」で問題なく届きますのでご安心ください。

私が学生時代の流行り歌に「私にはスタートだったの、あなたにはゴールでも」という歌詞がありました。
私も宗教法人化はゴールではなく、ようやくスタート地点に立ったんだと受け止めています。今後も精進して参ります、どうぞお見守りいただければ幸いです。


合掌九拝

宗教法人 浄土真宗 倶生山 慈陽院 なごみ庵
住職 浦上哲也(釋勇哲)・坊守 浦上智子(釋智照)

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