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「今、泣きたい気持ちでいる中学生の君へ」 [死の体験旅行]

ちょうど1年ほど前の夏(2018年夏)、インターフォンが鳴りました。
出てみると、自分と同世代ぐらいかなというご夫婦と、若いお嬢さんらしき2人の4人連れ。
お子さんを連れてお寺にどんなご用だろう…と思っていると、訪問の主人公は下のお嬢さん、中学2年生のSさんでした。

Sさんの通っている中学校は少し珍しい取り組みをしていて、大学の卒業論文のように自分でテーマを決め、3年間かけて研究し発表するのだそうです。
Sさんは自分と同世代の悩みを抱えている人たちに対し、何かかけてあげられる言葉はないかと考えていた時、新聞で「死の体験旅行」のことを知りました。

そして、その時点でのテーマを「思春期の中学生を勇気づける言葉とは〜死の体験旅行から考える」とし、実際に当人に会って話を聞いてみよう! ということで家族で来庵されたのです。


私は、こんなに若い方が「死の体験旅行」に興味を持ってくれたことが嬉しく、また中学生が同世代の苦しみを何とかしたいと考えることに驚きつつ、協力をさせていただくことになりました。

普段は「死の体験旅行」の受講は18歳以上としているのですが、事情も分かっていますし、また保護者同伴でという条件で実際に受講をしていただきました。そしてその後はメールでのやり取りが続き、1年経った2019年夏、研究の成果として「今、泣きたい気持ちでいる中学生の君へ」というパンフレットが出来上がったと連絡がありました。

Sさんのメールには…
このパンフレットには、私と同じ思春期を過ごす中学生の人たちに少しでも役に立ってほしい、という願いがこもっています。
私は死の体験旅行により、言葉の力を感じました。これを活かし、悩んでいる中学生に言葉の力で未来を疑似体験してもらえる内容にしました。
浦上さんに教えていただいた「諸行無常」ということを私なりに表したつもりです。是非読んでいただきたいと思います。
と書かれていました。

そして数日後、悩みを抱えた中学生がお寺に来たら渡してください、と書き添えられたパンフレットが届いたのです。ただお寺には、そうそう悩みを抱えた中学生はいらっしゃらないので(苦笑)、このHPにアップさせてもらうことにしました。

リーフレット表面.jpg

リーフレット裏面.jpg

A4両面印刷で、三つ折りのパンフレットになっています。
もしこのHPを見ている本人や、周囲に悩みを抱えた思春期の方がいらしたら、ぜひご覧ください。大人が想像で「こう伝えたらいいんじゃないか」と作ったものではなく、同世代の若者が考え作ったものですので、心への響き方も違ってくるのではないでしょうか。

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